平和なムーミン谷。
ムーミンは親友スナフキンが谷に帰ってくる日を待ちわびています。ところが、ムーミン谷が、突如、噴火と洪水にみまわれます。
大きな板に乗って漂流するムーミンたち。チビのミイは、板からおっこちて、みんなとはぐれてしまいます。
ファンタジックな絵と装飾や、本筋とはちょっと離れた、スナフキンの頼もしい活躍がはさまれるので、マイルドになっているものの、それでも、天災に見舞われるという話は、読んでいて、少し怖くなりました。
最後は、みんなで家にもどって大団円。
平和に暮らすって、大切なことだなぁと、しみじみ思ってしまう一冊でした。