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どんぐりぼうやのぼうけん」 ガーリャさんの声

どんぐりぼうやのぼうけん 作・絵:エルサ・ベスコフ
訳:石井 登志子
出版社:童話館出版
税込価格:\1,540
発行日:1997年
ISBN:9784924938854
評価スコア 4.06
評価ランキング 26,661
みんなの声 総数 17
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  • うちの木にも住んでいるのかな?

     まず表紙の絵がかわいい! どんぐりもりすも大好きな娘にはたまりません! 
     家の前庭にも大きな樫の木があって、りすがどんぐりの実を食べたり、隠したり、追いかけっこをしたりして、忙しそうに跳び回っています。あの木のてっぺんにも、どんぐりぼうやたちが暮らしているのかなあ?と思うと、お話がより身近に感じられます。
     どんぐりのぼうしをかぶったオッケとピレリルも、はっぱのエプロンをしたお母さんも、色鮮やかな花の精のような華やかさはないけれど、とっても素朴な感じで、かわいらしいですね。

     かしわの葉っぱで飛行機ごっこをしていたオッケとピレリルが、もみの木の上で洗濯やさんをしている小人のおばあさんたちの洗濯物の上に落ちてしまい、4人のおばあさんはかんかん・・・でも、「このおばあさんは、笑ってるよ!」と、台の上のおばあさんを指差しながら、娘も笑っていました。

     はしばみのヌッタが、りすのスバンス氏のしっぽの中にそっともぐりこもうとしている様子も可笑しく、気づかないふりをしてくれたスバンス氏の大らかさにも、にこにこ顔の娘でした。
    でも、いざスバンス氏の背中に乗って、オッケたちを探す旅が始まると、スバンス氏がとんだりはねたりするたびに、背中を打ち付けられるヌッタ。「打ち付けられるってなあに?」と、聞くので、暴れ馬のように(?)実演してあげると、娘は大うけ。(以後、毎回、これをやらされる羽目に・・・)

    そして、ヌッタとオッケを背中に乗せて、ピレリルのズボンを口にくわえ、勝手に遠くに行って心配をかけたお仕置きに、しっぽでぶったり、背中をゆすったり、くるくる振り回したりするスバンス氏のユニークな叱り方に、またまた大笑い。(ここでも再び母の出番! 疲れる〜) 表紙の絵と、母の実演を交互に見ながら、うけまくりの娘でした。

     最後は、かしわの木のまわりで月夜のパーティー。娘のお気に入りは、きれいどころの「のばらの精」と「まつかさ夫人」。みんなからのいろいろな差し入れにも、興味津々でしたが、「まつやにガムっておいしいの?」と、食べる真似をして、「やっぱり、はちみつガムのほうがいいよ〜。」ですって!

    投稿日:2009/07/11

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