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家守神(3) 金色の爪と七不思議

家守神(3) 金色の爪と七不思議(フレーベル館)

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しばわんこの和の行事えほん

しばわんこの和の行事えほん(白泉社)

お正月、節分、夏祭り...季節に縁のある遊びに触れながら、親子で楽しめる日本の行事をご紹介。

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夏の雨

パパ・60代・埼玉県

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夏の雨さんの声

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自信を持っておすすめしたい これは面白い絵本です  投稿日:2023/02/05
はなとひみつ
はなとひみつ 作: 星 新一
絵: 和田 誠

出版社: フレーベル館
「おはなしえほん」シリーズの一冊として、
 2009年4月に出版された『はなとひみつ』という絵本の巻末に、
 作者の星新一さんがこんなことを書いています。
 「作者としての願いは、読んで面白く感じてくれたかどうかの一点です。」
 なので、星さんの願いの答えをまず書きます。
 面白かったです。

 ストーリーのはじまりは、
 花が大好きなハナコちゃんのことから。
 ハナコちゃんは花を世話できるモグラがいたらいいのにと、
 花とモグラの絵を紙に書きました。
 ところが、風で飛ばされてしまいます。
 飛んでいった先は、ある国の秘密の研究所がある島。
 本国からの指令と勘違いした研究所の人たちは
 本当に花の世話をするモグラ型ロボットをこしらえてしまいます。
 そのモグラがどうなったかは、絵本を読んでのお楽しみ。

 星さんも書いていますが、
 絵を描いた和田誠さんのイラストレーションがいいんです。
 星さんと和田さんは相性がよくて、
 和田さんは星さんの作品にたくさんのイラストを提供しています。

 最後に星さんが「あとがき」に書いた、
 こんな言葉を書き留めておきます。
 「自己の好みの確立。これこそが人生において最も大切」。
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自信を持っておすすめしたい あべ弘士さんこそ手品師かも  投稿日:2023/01/22
アリューシャン・マジック
アリューシャン・マジック 作・絵: あべ 弘士
出版社: のら書店
手元に世界地図があれば、まず広げてみよう。
 あべ弘士さんの絵本『アリューシャン・マジック』のタイトルにもある
 アリューシャンがどのあたりにあるか、
 探してみよう。
 見つかったかな。
 アラスカ半島からロシアのカムチャッカ半島にかけて連なる
 約1930キロメートルにわたって延びる弧状の列島が
 アリューシャン列島と呼ばれています。

 そこでマジックショーがありのでどうぞ、という招待状が
 ラッコのぼうやに届きます。
 この絵本で、そのマジックショーが楽しめるのです。
 といっても、ここでのマジックは
 自然界の生き物や気候が見せるなんとも不思議な光景。
 まずは、山の山腹に残る雪の模様が怪しげ。
 そのどれもが、まるで生きているかのよう。

 次には大ダコやクジラの乱舞。
 鳥たちの羽ばたきも波のしぶきも、山々のこだまする風の音も
 まるですべてが魔法のよう。
 それは、生き物たちの息吹。地球の鼓動。

 ほとんど文章のない絵本ですが、
 あべさんの絵はなんともおしゃべり。
 たくさんのお話が聞こえてくるよう。
 そんな不思議な絵本、そう、これこそマジック。
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自信を持っておすすめしたい よろこびって何だろう  投稿日:2023/01/15
ばあばに えがおを とどけてあげる
ばあばに えがおを とどけてあげる 文: コーリン・アーヴェリス
絵: イザベル・フォラス
訳: まつかわ まゆみ

出版社: 評論社
普段何気なく使っている言葉ほど
 その意味を人にうまく伝えられないことがあります。
 イギリスの作家コーリン・アーヴェリスさんが文を書いて
 イザベル・フォラスさんが絵を描いた
 『ばあばにえがおをとどけてあげる』という絵本には
 「よろこび」という言葉の意味を
 主人公のファーンという女の子がママに訊ねる場面があります。
 ママが答えます。
 「ひとのこころをしあわせにして、めをかがやかせるものよ」
 なんて、素敵な答えでしょうか。

 ファーンがそんな質問をしたのには
 理由がありました。
 ファーンが大好きなばあばが最近元気がないからです。
 どうかしてばあばを元気にしてあげたい彼女は
 町に出て「よろこび」を捕まえることにしました。
 ファーンには町は「よろこび」に満ち溢れています。
 子犬のにこやかな顔、小さな女の子の笑顔、池の水のきらめき、
 でも、それを捕まえることはできません。
 仕方ないので、ばあばに自分がみた話をしてあげました。
 すると、どうでしょう、ばあばの顔に笑顔がもどりました。

 何気なく「よろこび」という言葉を使い、
 それをとても大層なものに思っているかもしれませんが、
 よく見ると、この世界にはたくさんの「よろこび」に満ちています。
 この絵本に出会えたのも「よろこび」。
 ちなみにこの絵本の原題は「joy」、「よろこび」です。
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自信を持っておすすめしたい おとなになったらわかっておきたいこと  投稿日:2023/01/09
性の絵本 せいってなーんだ?
性の絵本 せいってなーんだ? 作: たきれい
監修: 高橋 幸子

出版社: KADOKAWA
成人の日を迎える若い人に
 こんな絵本のプレゼントはどうでしょう。
 たきれいさんの『性の絵本 せいってなーんだ?』。
 セックスの絵本ではなく、性の絵本。
 最初に、「性ってなんだろう?」とあって、
 こう書いてあります。
 「性ってじぶんらしさ」って。
 そこには3つのみかたがあって、
 「こころの性」「からだの性」「こいの性」って書いてある。
 「こい」は恋、好きっていう気持ち。

 この絵本にはそのほかにも
 「いやなときはいやだっていっていい」とか
 「いいとおもうものはみんなそれぞれちがう」とか
 容姿の違いをからかってはいけないことやとっても
 困っている人をたすけることなど、
 とっても大切なのに、つい忘れてしまいがちなことが
 シンプルに表現されています。

 一番大事なことは
 自分がこの世界で、たったひとりの「とくべつ」で、
 ほかのひともみんな「とくべつ」だということ。

 こんな素敵な絵本を成人式に配る
 気のきいた自治体はないものでしょうか。
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自信を持っておすすめしたい お蚕さまとあった秩父の暮らし  投稿日:2023/01/08
ぼくとお山と羊のセーター
ぼくとお山と羊のセーター 作: 飯野 和好
出版社: 偕成社
『ねぎぼうずのあさたろう』シリーズなど愛読者も多い人気絵本作家飯野知好さんは、
 1947年に秩父郡の山間のあったわずか3軒の集落に生まれました。
 その村で暮らした子ども時代のことを絵本にしたのが、
 『ぼくとお山と羊のセーター』です。
 自伝絵本といったら、ぴったりします。
 自然豊かな秩父の四季と飼っていた羊や鶏の世話などが
 文章でいえば「飯野節」といえる独特な絵のタッチで描かれています。
 その中に、養蚕の話が出てきます。
 「夏は家の中でいっぱいのお蚕さまを育てます。(中略)
 家の中じゅう 桑の葉のにおいとお蚕さまのにおいでツーンとします」
 きっと昭和30年代の秩父では
 こんな風景があちらこちらにあったのでしょう。

 金子兜太もまた飯野さんと同じ、秩父を故郷という俳人です。
 その兜太は「朝日煙る手中の蚕妻に示す」という句を詠んでいます。
 お蚕さまとともにあった秩父の風景をここにも見つけました。
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自信を持っておすすめしたい はたけと共に生きる  投稿日:2022/12/26
はたけの絵本
はたけの絵本 作: いわむら かずお
出版社: 創元社
絵本作家いわむらかずおさんの代表作は、野ネズミの家族を描いた『14ひき』のシリーズ。
 その絵本でもねずみ家族が自然と共存して生きる姿が描かれています。
 そんないわむらさんが1998年に栃木県の山村に開いたのが、「いわむらかずお絵本の丘美術館」で、この『はたけの絵本』の表紙見返しに、その全貌が載っています。
 見て驚くのは、その広大な土地にたくさんの畑があること。
 おそらく、この『はたけの絵本』はそんな畑の四季折々の風景を描きとめたものなのでしょう。
 畑から野菜だけでなく、絵本まで育ち、できました。

 絵本は1月から12月までの毎月の様子が描かれています。
 1月は雪に埋もれただいこんとのうさぎ。2月は農場の納屋の中のあずきとてんとう虫。3月は土の中のじゃがいもともぐら、といったふうに、畑の野菜だけではなく、共に暮らす生き物たちの姿も描かれています。
 私が一番好きなのは、7月の「きゅうりとかまきり」。
 まだこどものきゅうりがふたつ、そこにのったかまきりが二匹描かれたページと、採り頃になったきゅうりとそれにつかまっているようなかまきりを隣のページで描いたもの。
 そうです、きゅうりの成長は早いですもの。

 この絵本は各月の文のおしまいにQRコードがついていて、それを読み取って開くと、朗読を視聴できるようになっています。
 まさに大収穫の絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 小さな銀の鈴  投稿日:2022/12/25
急行「北極号」
急行「北極号」 作・絵: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: 村上 春樹

出版社: あすなろ書房
村上春樹さんにはたくさんの翻訳本もあります。そのなかにはクリスマス関連の本も数多くあって、この絵本もそのひとつです。
 原作はアメリカで1986年に出版されたもので、原作者であるオールズバークの絵本はこの本のほかにも村上春樹さんの訳で読むことができます。

 物語はクリスマス・イブの真夜中。一人の少年がサンタのやってくるのを待っています。友達はサンタなんていないって言いますが、彼はそんなことはないと思っています。
 そんな少年の前に現れたのが、急行「北極号」です。なんと堂々とした車両でしょう。彼は急行「北極号」に乗って、遠くサンタに逢いにでかけます。もちろん、少年はサンタと出逢うことができます。だって、彼はサンタがいることを信じていたのですから。
 それどころか、サンタから特別に贈り物を、それはトナカイのソリについている小さな銀の鈴でしたが、もらいます。でも、この鈴の音はお父さんにもお母さんにも聞こえません。サンタクロースを信じている人にしか聞こえない鈴なのです。

 教訓めいているかもしれません。子供じみているかもしれません。それでも、オールズバークの絵はそのことを詩的に描くことで、温かなクリスマス絵本に仕立てあげました。こんな絵本を贈り物にもらえたらどんなにうれしいでしょう。
 信じるということ。それはクリスマスだけにかぎらず、日常のさまざまな場面で大切なことです。ところが、その大切さを私たちは忘れがちです。子供だった頃にサンタクロースの存在を信じたように、おとなになってもそれを思い出すこと。
 絵本は子供だけのものではありません。村上春樹さんという人気作家の手を借りて、たくさんのおとなたちに読まれることも悪いことではないでしょう。

 あなたには、まだ少年の銀の鈴の音が聞こえますか。
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自信を持っておすすめしたい 冬至にはあずきがゆ  投稿日:2022/12/22
あずきがゆばあさんととら
あずきがゆばあさんととら 作: パク・ユンギュ
絵: ペク・ヒナ
訳: かみや にじ

出版社: 偕成社
日本では冬至の日カボチャを食べたりしますが、
 韓国では「あずきがゆ」を食べる習慣があります。
 この『あずきがゆばあさんととら』という
 韓国の昔話の絵本の巻末に
 訳者のかみやにじさんの「あとがき」があって、
 そこに「あずきがゆ」というのは
 甘くない「ぜんざい」と書かれています。
 甘くないどころか、塩を少し加えるとか。
 国によって風習は違いますが、
 寒いこの季節、体を温めるにはいい料理なのかもしれません。

 この絵本の物語は、
 韓国では小学2年生の国語の教科書に載るほど
 有名な昔話だということです。
 あずきがゆをとっても上手くつくるおばあさんが
 大きなトラに出くわして食べられそうになってしまいます。
 おばあさんは冬至の日までなんとかトラに食べられないようにしますが、
 とうとうその日がやってきてしまいます。
 泣いているおばあさんのところへ
 まずやってきたのが栗。
 おいしいあずきがゆと交換に、おばあさんをたすけるといいます。
 その次にやってきたのは、すっぽん。
 そこから次から次へと、おばあさんの援軍が集まります。
 そこにやってきたトラ。
 さあ、どうなるのでしょうか。

 この絵本の絵を担当しているのは、
 自称「人形いたずら作家」として人気のペク・ヒナさん。
 彼女の楽しい絵を見ているだけで、暖まります。
 すっぽんのあとに出てくる、うんちの絵には笑ってしまいました。
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自信を持っておすすめしたい この絵本にはリボンをかけて贈りたい  投稿日:2022/12/18
ふたごパンダのこころコロコロ
ふたごパンダのこころコロコロ 作: 西島 三重子
絵: はせがわ ゆうじ

出版社: 中央公論新社
絵本を選ぶ際、まずは自分のお気に入りの絵本作家さんのものを手にします。
 例えば、あべ弘士さんとか長谷川義史さんとか。
 絵本のガイド本からも選ぶことがあります。
 そういう時は、柳田邦男さんや落合恵子さんが書かれた本からになります。
 書店でいえば、やはり児童書専門店のクレヨンハウス。
 そこでは、手にして、開いて、気になった絵本を読んでみたくなります。
 それでは、この『ふたごパンダのこころコロコロ』の場合はどうだったか。
 文を書いた西島三重子さんの名前が目にとまったのです。

 西島三重子さん? えっ、あの西島三重子さん?
 私にとっての西島三重子さんといえば、
 学生時代に耳にし、よく歌ったあの名曲「池上線」を歌っていたシンガーソングライターの、
 西島三重子さんなのです。
 調べると、「池上線」は1976年にリリースされています。
 私が21歳の時です。
 池上線自体に思い出があるわけではありませんでしたが、
 男女の切なく甘いラブソングに、はまってしまったのです。
 若い時に聞いたそんな歌はいつまでも心に残ります。

 西島三重子さんが絵本作家になっていたなんて。
 そこで思わず手にしたこの絵本は、はせがわゆうじさんの絵もかわいく、
 きっと誰かに伝えたい、心温まるメッセージ絵本になっています。
 「話す言葉をさがしながら/すきま風にふるえて」いた女性は、
 「くよくよしながら/きょうを おもうより/わくわくするような/あしたを かんがえよう
  //あした げんきに なあれ」と
 そんな強い人になっていました。
 赤いリボンをかけて、贈りたくなるような素敵な絵本でした。
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自信を持っておすすめしたい 持続可能な世界を目指して知っておきたいこと  投稿日:2022/12/11
のりもの よみきかせ絵本 ごみしゅうしゅうしゃ
のりもの よみきかせ絵本 ごみしゅうしゅうしゃ 作: 講談社 STUDIO SEASIDE
編集: STUDIO SEASIDE 講談社

出版社: 講談社
朝、街中に立って、走る車を見ていると
 必ず見かける特別な形をした車があります。
 うしろの荷台のところが表から見えないようになっていて
 最後尾に口がついています。
 それが、ごみ収集車。
 後ろの口からゴミをいれて集めるようになっています。
 のりもの好きの子どもたち向けに編まれた絵本に
 このごみ収集車が登場しました。
 題して『ごみしゅうしゅうしゃ』。

 よく見かける車ですが、
 それがどのような使われ方をしているのか、
 子どもたちにわかりやすいようにしています。
 絵本にも書いてあ朝、街中に立って、走る車を見ていると
 必ず見かける特別な形をした車があります。
 うしろの荷台のところが表から見えないようになっていて
 最後尾に口がついています。
 それが、ごみ収集車。
 後ろの口からゴミをいれて集めるようになっています。
 のりもの好きの子どもたち向けに編まれた絵本に
 このごみ収集車が登場しました。
 題して『ごみしゅうしゅうしゃ』。
りましたが、
 この車には45リットル入りのごみ袋が1回約90個
 積み込むことができるそうです。
 いっぱいになった車は、
 清掃工場に運ばれます。
 集めたごみを下ろして、また次の回収場所へ。
 ごみ収集車とそこで働く人たちの活躍で
 私たちの生活は清潔さが維持できているのです。

 もう少し車の内部の仕組みを知りたかったと思いますが、
 絵本でごみ収集車の活動を知ることで
 社会的な視点が生まれていくはずです。
 持続可能な新しい世界に生きる子どもたちにとって
 とても重要なことだと思います。
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