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そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!

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むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本

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なみ@えほん

その他の方・60代・大阪府

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なみ@えほんさんの声

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自信を持っておすすめしたい 絵本の言葉は、いつまでも!  投稿日:2014/09/14
じゃあじゃあびりびり
じゃあじゃあびりびり 作: まつい のりこ
出版社: 偕成社
 幼い子どもは、擬音語や擬態語が好きで、よく反応するといいますが、まさにそのことを教えてくれる絵本です。

 おすすめ絵本として紹介されていたので、娘のファーストブックの一冊として、生後数ヶ月の頃から赤ちゃん時代によく読みました。大人からすると「そんなに面白い?」という感じでもあるのですが、「よく読んだ」ということは、赤ん坊だった娘が喜んでいたからなんですね。

 ところで、今では社会人になった長女は、この絵本のことを覚えているというのです。 「ふみきり かんかんかんかん」や「みず じゃあじゃあじゃあ」というフレーズが耳の奥、頭の中に染み付いているとか!

 娘の言葉を聞いて、普通では記憶にないと思われるような赤ちゃんの頃の絵本体験も、人の中できちんと生き続ける、ということを確信しました。本当に驚きました!
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自信を持っておすすめしたい アンコール アンコール!!  投稿日:2014/09/13
いないいないばあ
いないいないばあ 文: 松谷 みよ子
絵: 瀬川 康男

出版社: 童心社
 我が家の娘たちのファーストブックです。

 どれだけ喜んだことか!!筆舌に尽くしがたいとは、このことです^^。ページをめくるごとに、手と足をバタバタさせて「キャッキャッ」と大笑い。最後まで読むと、今度は「あー、あー、あー、あー」と止まりません。

 「あー、あー」とはもちろん「アンコール」の略ですね!?だって、また読み始めると、あれだけやかましかった「あー、あー」はぴたっ!と止まるのですから。

 イチオシ赤ちゃん絵本は、何と言っても、松谷みよ子さんの『いないいないばぁ』で、決まりです。(キッパリ!)
 
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自信を持っておすすめしたい 妖精さん、来てくれたのね  投稿日:2014/09/13
トゥース・フェアリー 妖精さん、わたしの歯をどうするの?
トゥース・フェアリー 妖精さん、わたしの歯をどうするの? 作・絵: ピーター・コリントン
出版社: BL出版
 文字のない絵本。コマ割りで描かれています。

 子どもが抜けた歯を、枕の下に入れて寝ると、妖精が来てコインと交換してくれるという欧米の言い伝えを絵本にしたものです。単に、「歯とコインの交換」という話にとどまらず、妖精がその歯をどうしたか、ということが描かれているのが面白いです。

 娘は五才頃、この絵本が大好きでした。リアルに描かれた妖精と地下の世界、木の幹にあるステキな妖精のおうち。柔らかい子どもの頭と心は、そういうものをすっと受け入れたようです。ちょうど、乳歯が抜ける時期でもあり、自分も抜けた歯を枕の下に入れていました。すると、あら不思議!翌朝には、その歯がなくなって、代わりに十円玉が・・

 娘が興奮気味に保育園の先生に報告したら、先生はイギリスの言い伝えやこの本をご存知なかったらしく、上手く伝わらなかったみたいで、、ちょっぴり残念そうでしたが・・・。

 それと、なぜか妖精さんが来なくて、朝になっても歯が残ったままのことも一度ありましたっけ。妖精さん、寝てしまってたのね・・(笑)。

 不思議な目に見えない世界も、我がものとして、自由に行き来が出来るってまさに子ども時代の特権でした。トゥースフェアリーの存在を、親子で楽しんだ日々の思い出は今となれば宝物。

 親子共々に、思い出深い絵本です。
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自信を持っておすすめしたい にげろ にげろ  投稿日:2014/09/11
ちびはち
ちびはち 作: エドワード・ギブス
訳: 谷川 俊太郎

出版社: 光村教育図書
 見開きいっぱいに、大きくユーモラスに、動きのある絵が描かれています。追うものと追われるもの、その他には、草しか描かれていないので、画面がとてもすっきりしています。遠目がきいて、おはなし会にぴったり。色合いも、言葉もすっきりしています。

 言葉がとても短いので、子どもたちの顔を見ながらゆっくりと読み、「なんでにげるの?」の後に、「なんでだろう?」と考える時間をとった後に、さっとページをめくると、楽しく盛り上がりそう〜。マングースやハイエナなど、ちょっと馴染みのない動物が出てくるのも、子どもたちにとっては、新鮮に感じられるかもしれません。

 ぐるぐると繋がっている楽しいおはなし。裏表紙の絵がすべてを物語っています。この絵もしっかり楽しみたいですね。
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自信を持っておすすめしたい 絵本で異文化体験  投稿日:2014/09/10
ミルクこぼしちゃだめよ!
ミルクこぼしちゃだめよ! 文: スティーヴン・デイヴィーズ
絵: クリストファー・コー
訳: 福本 友美子

出版社: ほるぷ出版
 とてもカラフルな絵本です。

 そして、絵本全体の色調に加えて、描かれている人たちの肌の色も、髪型も、服装も、町の様子も、人々の行動も・・、いろいろなことが日本と違います。この違いが、「異文化」というものなのでしょう。頭の上に物を乗せて運ぶって不思議、キリンが白っぽいのも不思議、たくさんのお面が面白い・・。子どもたちにしたら、不思議とびっくりの連続の絵本ですね。

 遠い道のりを頑張って、お父さんにミルクを運ぶペンダ。要所要所で自分自身を励ます言葉が、リズミカルでとても良いです。ペンダの頑張りが伝わってきます。

 最後に思わぬアクシデントがあって、頑張りが台無しになった!?と思われた時のお父さんの言葉には、ペンダだけでなく、絵本の読み手、聞き手も救われるでしょう。なんて素敵なお父さん!そして、立ち直りの早いペンダにも感心します。

 今生きている世界の多様性、そして、頑張ることや他者への思いやりの素晴らしさが伝わってくる絵本でした。
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なかなかよいと思う 温かい人間関係が、乗り越える力に  投稿日:2014/09/08
岩波少年文庫 あらしのあと
岩波少年文庫 あらしのあと 作: ドラ・ド・ヨング
訳: 吉野 源三郎

出版社: 岩波書店
 「あらしの前」の続編です。あらし(第二次世界大戦)が終わったあとのオルト家の様子が語られます。

 「前」のお話の時から数年たって、子どもたちの成長が著しいのには、驚くばかりです。

 いたずらっこだったピムは色々なことを感じ、考える少年に。子どもらしい真面目さと一途さを備えていたルトは、しとやかな少女になっていました。今回は、ビムの代わりに、長女ミープの息子、ロビーがやんちゃぶりと愛らしさをふりまきます。そしてアメリカに渡ったユダヤ人の少年が、無事に青年になり、訪ねてきてくれたのは、なんと嬉しいことでしょう!

 食料を初め、何もかもが足りない日々ですが、物資面だけでなく、実は精神面での回復も必要でした。人の心は、まだささくれだっています。そして、なんでも戦争のせいにして言い訳をする子どもたちにお母さんは言いました。

 「・・それは戦争のせいではなくて、わたしたちがするからするのです。そのときどきに、何かわけがあってするので、戦争のせいじゃありません・・」

 落ち着くにはまだ時間がかかりそうですが、オルト家の人々はあらしの前と同じく、家族同士、そして隣人と温かい関係を育みながら乗り越えていきます。

 「せんそうってものはおそろしいもんですよ」バスにのりあわせたおばあさんの言葉です。どの国の人も皆、そう思っているのです。この素朴な言葉を、忘れてはいけないと思いました。
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なかなかよいと思う 美術館に行く前に・・・  投稿日:2014/09/08
美術館ってどんなところ?
美術館ってどんなところ? 文: フロランス・デュカトー
絵: シャンタル・ペタン
日本語版監修: 青柳 正規
訳: 野坂 悦子

出版社: 西村書店
 おしゃれな絵と造りで、「美術館ってどんなところ」なのかを教えてくれる絵本です。堅苦しくないところが良いです。

 小学校高学年以上が対象だと思います。大人からすると、とりたてて言うこともない、当たり前の話が多いですが、子どもが初めて本格的な美術展に行く前に読んでおくと、「あっ、知ってる、知ってる!」とちょっとうれしくなって、美術館により親しみを持つのではないでしょうか?

 最後には「ミニクイズ」があります。全問正解をめざして、しっかり読んで下さいね!
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なかなかよいと思う 大人も楽しく読めました  投稿日:2014/09/07
ふしぎ駄菓子屋 銭天堂
ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 作: 廣嶋 玲子
絵: jyajya

出版社: 偕成社
 悩みがある人の前に、なぜか忽然と現れる不思議な駄菓子屋があった。その人が、ついふらふらとその店に入って行くと、着物を着た、相撲取りのような迫力のあるおばさんが迎えてくれる。そして、悩みが解決するお菓子を売ってくれるのだ。でも、ご用心、ご用心!お菓子の注意事項を守らないと、大変なことになってしまう。さて・・・? 

 小学校の中学年以上の子ども向けエンターテイメント物語。店主の紅子さんのキャラクターや、店の商品である一風変わったお菓子で、独特の物語世界がしっかりと構築されています。ちょっと怖いけれど、こんな駄菓子屋に行ってみたいと、読み手に興味を持たせる書き方で、大人でも楽しく読めました。育児放棄のような現代の社会問題もさりげなく盛り込まれています。
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自信を持っておすすめしたい 丁寧に描かれた オシャレで可愛い絵本  投稿日:2014/09/06
ベルナルさんのぼうし
ベルナルさんのぼうし 作: いまい あやの
出版社: BL出版
 オシャレで、美しく、可愛い。そんな絵本だと思いました。とても丁寧に描かれています。見返しの、空色の美しさと、前後の絵の変化の楽しさは、格別!お話の最初と最後に、しっかりと味わいたいものです。

 くまのベルナルさんはひとりぼっち。そんなベルナルさんの帽子に鳥が住み着きます。もっともっと、どんどん鳥がやってくると、帽子は彼らの住まいを提供するために、高く、高く上に伸びていきました。発想が面白いです。

  「一人が気楽で良い」と、うそぶいていたベルナルさんも、鳥たちがいることでだんだんと楽しい気持になってきます。ところが秋になると、鳥たちは、去っていってしまったのでした。そして、冬がきて・・、そして、春がやってくると・・。

 子ども向けにも良いけれど、落ち着いたトーンの絵は、むしろ、大人の女の人が好みそうな気がします。「大人にも、絵本に目を向けてもらいたい」と、そう考える時、そのきっかけ作りになる絵本のひとつだと思います。
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自信を持っておすすめしたい 美しい石に、キュン!  投稿日:2014/09/04
いしのはなし
いしのはなし 文: ダイアナ・アストン
絵: シルビア・ロング
訳: 千葉 茂樹

出版社: ほるぷ出版
 美しいです! 

 知識の絵本ですが、知識を越えて、「美しさ」と「この世の不思議」が伝わってくる絵本です。美しい石の絵には、胸キュンです。

 そして、「まずは、石に興味を持って!」というメッセージが伝わってきます。だって、1ページ目は、大きな文字で「いしは おもしろい」って、それだけなんですよ。(この絵本を読んで石に興味を持つのは良いけれど、それを通り越して、「宝石」にも興味を持ちそうな自分がちょっと恐いです・・笑 )

 子どもたちには、道に転がっている石だけじゃなくて、「こんなにいろんな石があるんだ!」とか、石にまつわるあれこれの驚きを、この本を通じて、感じてもらえれば良いなぁーと思います。
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