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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

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そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

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ユーちゃん

ママ・40代・千葉県、女の子17歳 女の子14歳

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ユーちゃんさんの声

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自信を持っておすすめしたい 幼児の想像力は素晴らしい!  投稿日:2015/06/22
おふろだいすき
おふろだいすき 作: 松岡 享子
絵: 林 明子

出版社: 福音館書店
この絵本から、幼児期の想像力の素晴らしさを教えてもらいました。
空想遊びやごっこ遊びだが大好きな幼児期にぴったりの絵本です。
まこちゃんの空想の世界で、お風呂に次々と愉快な動物達が登場します。登場の仕方が工夫されているので、ストーリーにどんどん引き込まれていきます。双子のペンギンが競争して滑った先に「オットセイ」が登場したり、オットセイがつくった大きなシャボン玉のわれる音に驚いて「かば」が湯船につかりながら登場したりと、絶妙なタイミングです。娘達は、50まで数える場面、クジラがシャワーをかける場面がお気に入りです。お母さんが来ると、動物達がいなくなり、現実に戻ってしまったのが寂しくも感じました。また、幼児の空想の世界が特別なもののようにも感じました。絵の質感も素晴らしく、お湯の温度やシャボン玉のわれる音が伝わってきます。娘たちは、我が家にある、あひるの湯おけを「プッカ」にして遊んでいます。娘たちの遊びの幅を広げてくれた一冊です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 子供が成長したことを改めて感じされてくれました。  投稿日:2015/05/20
おおきくなるっていうことは
おおきくなるっていうことは 作: 中川 ひろたか
絵: 村上 康成

出版社: 童心社
8歳と5歳の娘に読み聞かせをしました。
5歳の娘のお気に入りの絵本で、私によく読んでくれます。
「おおきくなる」ということがどのようなことなのかを「体の成長」に始まり、「考える力」、「好奇心」、「やさしい心」にまで触れて書かれてあります。非常にシンプルな内容ですが、奥が深い内容だと思いました。

最後の方のページに「おおきくなるっていうことは ちいさなひとにやさしくなれるってこと」が心に残りました。このことは、人間の永遠のテーマだと思いました。

ある晩、お風呂で5歳の娘の髪の毛を洗っている時に、
「おおきくなるっていうことは、シャワーがかかっても、泣かないっていうこと。シャワーがかかっても、泣かなくなったね!」と娘を褒めました。
すると、今度は、娘たちが、「おおきくなるっていうことは、頭の中で想像できるようになるっていうこと」、「おおきくなるっていうことは、年上の人から教わったことを今度は自分が年下の人に教える番だということが解るっていうこと」などと続け、子供たちの考えや実際出来るようになったことなどを、たくさん話してくれました。

そういった親子のやり取りが非常に楽しく、豊かな気持ちになりました。娘たちも自信に満ちたような表情に見えました。この絵本を読んで、自分の子供たちも心身ともに成長しているんだなということを改めて感じさせてくれました。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 親子で爆笑  投稿日:2015/04/22
おいしいぼうし
おいしいぼうし 作: シゲタサヤカ
出版社: 教育画劇
シゲタサヤカさんの大ファンになりました。
8歳と5歳の娘に読み聞かせをしたところ、最初はどんな展開になるのか興味津々の様子で聞いていた娘たち。巨大なプリンが登場したところで、大笑い!茶色い透明のぼうしがカラメルソースだとは、想像もしていませんでした。プリンが「オーン!オーン!オーン!」と泣いて、プリンが事細かに心情を語っている場面では、長女がお腹をかかえて、笑い泣きしてしまいました。

おじいさんとおばあさんが、深夜にカラメルソースで新しいぼうしを作ってあげたら、形はちょっと異なっていたものの、プリンは喜んで帰って行ったので、一件落着。 絵本の最後から、このおじいさんとおばあさんは、よっぽどカラメルソースにはまってしまったのだと思いました。
どさくさに紛れて、ねこがプリンを舐めている場面もおもしろかったです。

シゲタサヤカさんの絵本は、非常にユニークで、予想外の展開に大人も思わず笑ってしまいます。1人で黙読するよりも、読み聞かせをしてあげると、盛り上がり、みんなで楽しめますね。長女にも「学校で読み聞かせの時間に読んだら」と頼まれました。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 幼い娘の揺ぎない決心と勇気に感動  投稿日:2015/03/17
ふき
ふき 作: 斎藤 隆介
絵: 滝平 二郎

出版社: 岩崎書店
主人公ふきのとうちゃんは、きこりの名人。
かあちゃんは病気でなくなり、「娘のふきには、りっぱなよめいりをさせてくろ」という遺言を残しました。その遺言を胸に必死になって稼ぎ始めるとうちゃん。とうちゃんが仕事をしている間は、ふきは、だいば山の大男・大太郎と一緒に遊んで時間を過ごしていました。

あるとき、でんでろ山の青おにがやってきて、とうちゃんは殺されてしまいました。そして、ふきは、自らの命を犠牲にして、とうちゃんのかたきを討ち、青おにとなだれの中に消えていきました。残された大太郎は、ただただ泣き崩れるばかり。
春になり、ふきのとうの芽をみるたびに、大太郎は、ふきを想い、おおつぶの涙を流すのでした。大太郎がなく時の「おろろんおろろん」という擬声語が涙を誘い、心に残る音です。

春の訪れを悲しむ者の心を描いた絵本に、今まで出会ったことがありませんでした。大太郎にとって、ふきはかけがえのない存在だったことでしょう。

印象的だった場面は、同じ作者の絵本「火の鳥」に出てくる少女と共通する場面ですが、娘がかんざしを手にして、敵に立ち向かう姿がなんとも勇ましく、心を打たれました。

すぎの木が倒れるときの様子、なだれの様子などの細かい描写はすばらしく、読み手のイメージ力を刺激してくれます。何度読んでも、切なく、心に染み入る作品です。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 遊びのヒントをもらいました  投稿日:2015/02/20
か・げ
か・げ 作・絵: 武田 美穂
出版社: ポプラ社
この絵本は、遊びの幅を広げてくれました。子供が幼稚園に行く前に、この絵本を読み聞かせしてから幼稚園のバス停に向かいました。バスを待っていたほんの少しの時間でしたが、かげ探し遊びをしてながら待っていました。

絵本の中に出てくる「自転車のかげ」「走るかげ」「とんでいくかげ」「くものかげ」など動くかげからヒントをもらい、落ちていた葉っぱを手にとって、落としてみたところ、葉っぱがひらひらと斜めに落ちていくかげに子供は楽しんでいました。ほんの少しの時間でしたが、子供と豊かな時間が過ごせました。

また、「なかよしのかげ」という表現が好きです。まるでかげにも表情があるかのように感じ取られ、心温まりました。
参考になりました。 0人

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