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はっけんずかんプラス 妖怪

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MYHOUSE

ママ・50代・富山県

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自信を持っておすすめしたい おいしさの秘密は・・  投稿日:2014/03/07
さいこうのスパイス
さいこうのスパイス 作・絵: 亀岡 亜希子
出版社: PHP研究所
どんな料理を食べても「まずい」というリスの坊っちゃんの為に、オオカミシェフが自慢の料理を作りますが、果たして・・・?

これは絵本ではなく児童書になるのですが、文字も大きいので低学年でも読みやすいと思います。

そしてお話自体がすごくいいです。
どんな美味しい料理を食べても「まずい」としか言わないリスの坊っちゃん。その理由は?そしてオオカミは「おいしい」と言わせることが出来るのか?続きが気になって、一気に最後まで読み進められます。

お話に出てくる名前も洒落ていて素敵です。 「カナノリーモ・カフェ」、逆さまから読むと「森の中カフェ」!他にも「トンガッタホルン」とか「おいし草」とかセンスの良さが光ります。

おいしい食事をする秘密は、ほどよい空腹と、同じ料理を囲みながら一緒に楽しい時間を過ごすこと!それこそが最高のスパイスだったのですね☆

亀岡亜希子さんの優しさあふれる挿絵もすごく素敵で、出来ることならオールカラーで読みたかったくらい、完成度の高い作品だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 楽しくおかたづけ  投稿日:2014/03/07
ななちゃんのおかたづけ
ななちゃんのおかたづけ 作: つがね ちかこ
おかたづけアドバイス: 鈴木 尚子

出版社: 赤ちゃんとママ社
おもちゃのおかたづけ、うちの子も大きな箱に何でもポイポイ入れて終わり!のタイプです。

でも、それはおもちゃたちに言わせると「おかたづけになってない」のですね!確かに部屋はキレイにはなるけど、グチャグチャに入れられたおもちゃたちの気持ちは悲しいですよね。

クレヨンはクレヨンの箱に。楽器、おままごとセット、文房具・・・仲間同士に分けてから、ちゃんと帰るべき場所を作ってあげる。スッキリと片付いて気持ちいい上に、次に遊ぶ時にもスムーズに始められる。まさに良いことづくめですね☆

ついつい「部屋を片付けなさい!」と怒鳴りがちになるセリフも、この絵本を読み聞かせることで、説教じみず、自然とおかたづけがしたくなるような素敵な絵本だと思いました。

挿絵も、ゴチャゴチャしておらずスッキリしていて見やすいですし、色んなオモチャがあって楽しいです。
ななちゃんがおかたづけを決意している表情、そして最後お母さんに褒めてもらって嬉しそうな顔がまたいいですね!
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自信を持っておすすめしたい 日本ファンタジーの傑作  投稿日:2014/02/28
車のいろは空のいろ(1) 白いぼうし
車のいろは空のいろ(1)  白いぼうし 作: あまん きみこ
絵: 北田卓史

出版社: ポプラ社
9歳息子の誕生日に3冊シリーズで購入しました。

表題の「白いぼうし」は私が小学生の頃から現在も、国語の教科書に載っている超有名なお話です。

この本には「白いぼうし」と同じような素敵なお話が8話載っています。くすっと笑えるお話、ちょっと怖いお話、ほんわか可愛いお話、戦争の切ないお話もあります。

正直に言うと、息子は冒険ものが好きで、こういったファンタジー系のお話はあまり好みではありませんでした。
そう、この本は何より私自身が読みたかった本であり、ずっと欲しかった本でした。それが今、我が家の本棚に並んでいるということに幸せを感じています。

終わりの解説に、あまんさんのファンタジーには日本独特の、宮沢賢治の作品にも似た感性が息づいているとあり、なるほどと思いました。

外国のファンタジー作品には無い不思議な魅力を持った「白いぼうし」、これからも多くの子どもたちに読み継がれることでしょう。
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自信を持っておすすめしたい 松井さんと一緒に  投稿日:2014/02/28
車のいろは空のいろ(2) 春のお客さん
車のいろは空のいろ(2) 春のお客さん 作: あまん きみこ
絵: 北田卓史

出版社: ポプラ社
「車のいろは空のいろ」シリーズ2作目です。

この本でも前作と同じく不思議で素敵なお話が7話入っています。特に表題の「春のお客さん」と「やさしいてんき雨」が気に入りました。

あまんさんの文章は、本当にリズムがあって読みやすいです。まさに教科書に載っている「白いぼうし」のように、どれも是非声に出して読みたい、そんな作品ばかりです。

松井さんのタクシーは実に不思議なことばかり起きるのですが、それは松井さんの力なのか、はたまた空色タクシーの力なのか・・・いずれにせよ、松井さんと色々様々な体験をしていく心地よさがあります。

お話に出てくる様々な橋や公園、通りや町の名前が、表表紙裏に地図になっているので、息子は読みながら地図で場所を探したりして楽しんでいました。

北田卓史さんの挿絵も、どこか懐かしさを覚えるような温かさがあって素敵だと思います。
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自信を持っておすすめしたい いつまでも読んでいたい  投稿日:2014/02/28
車のいろは空のいろ(3) 星のタクシー
車のいろは空のいろ(3) 星のタクシー 作: あまん きみこ
絵: 北田卓史

出版社: ポプラ社
「車のいろは空のいろ」シリーズ3作目です。

ここでも松井さんの不思議で優しさあふれる作品が7話入っています。中でも「ねずみのまほう」と「たぬき先生はじょうずです」が気に入りました。

あまんさんの作品では、特に子どもの描写が可愛らしくて大好きです。読んでいると自然とこちらも笑顔になってくる不思議な魅力があります。

「しらないどうし」は戦争にまつわる切ないお話なのですが、あまんさんといったら「白いぼうし」と共に教科書に載っている「ちいちゃんのかげおくり」が忘れられません。あまんさんの平和を願う気持ちを感じることの出来る作品だと思います。

全3冊、もうこれを読み終えたら松井さんとのタクシーの旅が終わってしまう・・と思うと寂しくて、いつまでも読んでいたい気持ちになりました。

1作目、2作目共に、表紙・裏表紙はその本の中に出てくる作品の絵となっているのですが、この3作目の表紙は「白いぼうし」のたくさんのモンシロチョウ、裏表紙は「くましんし」の絵です。
ちょっと不思議な気もしましたが、シリーズの原点とも言える2作品が表紙となっているのは非常に感慨深いものがあります。
それはもしかしたら、3作目からまた1作目へ・・と導かれているのかもしれません。

小学生の頃に「白いぼうし」に出会い、長い年月を経てこのシリーズをすべて読み終えることができ、松井さんと共に時間を過ごせたことを幸せに思います。
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自信を持っておすすめしたい 冬のはじまりのお話  投稿日:2013/12/06
こじまのもりのゆきのひのおみやげ
こじまのもりのゆきのひのおみやげ 作・絵: あんびる やすこ
出版社: ひさかたチャイルド
冬がやってくる季節になると毎年読みたくなる絵本です。

冬になると冬眠してしまうヤマネは冬というものを知りません。
ところが、小さなヤマネの双子ちゃんは冬眠中に目が覚めてしまい・・・

もしもの時のためのお母さんの手紙、マフラー、そして刺繍ネズミさんへのフォロー、お母さんの双子ちゃんへの愛情が感じられました。

生まれて初めて見る雪は、ブローチのようで、レースのようで・・・
その魔法がかかったような雪景色の描写が素敵で、あんびるやすこさんの優しい挿絵と共に、双子ちゃんと幸せな時間を過ごしている気持ちになりました。

双子ちゃんのセリフも対比が効いていて、リズムがあって読みやすかったです。

そして、最後の刺繍ネズミさんのプレゼントは本当に素敵!
目覚める春が待ち遠しくなる、冬のはじまりのお話です。
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自信を持っておすすめしたい 冬に読みたい名作  投稿日:2013/12/02
手ぶくろを買いに
手ぶくろを買いに 作: 新美 南吉
絵: 松成 真理子

出版社: 岩崎書店
「ごんぎつね」と並ぶ新美南吉の名作。私が小学生の時の教科書に載っていたお話でしたが、息子の教科書には載っておらず、今回が初めての読み聞かせとなりました。

まず表紙の子ギツネが可愛らしい。松成さんの絵は本当に色彩が綺麗で、心が癒やされるような温かさがあります。

文章はリズムがあって、自然描写が見事です。雪山での虹が出来る様子や、雪が落ちる様子など、挿絵で上手に描かれています。

坊やの手にしもやけが出来ないように毛糸の手ぶくろを・・と思う母ギツネ。子を想う母の愛情は、人間もキツネも変わらないようです。

人間に対しての恐怖心がトラウマとなっている母ギツネに対し、人間はちっとも怖くなかったと言う子ギツネ。そして母ギツネの「本当に人間はいいものかしら」とつぶやくところでお話が終わります。

子ギツネが一人で手ぶくろを買いに行く場面は、ちゃんと買えるだろうかとドキドキします。手ぶくろ屋さんが良い人でよかった!
その後に出てくる子守唄を歌う母子の描写も素敵です。

読んだ後、温かい気持ちになると同時に、人間とキツネの共存ということを考えるきっかけとなる名作だと思います。
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自信を持っておすすめしたい 赤と黄のオシャレ絵本  投稿日:2013/12/02
もりのおくのおちゃかいへ
もりのおくのおちゃかいへ 作: みやこし あきこ
出版社: 偕成社
冬らしい表紙と、タイトルの響きの良さにひかれて手に取りました。

この絵本は基本モノトーンで描かれていて、キッコちゃんの髪の毛の黄色と、帽子とスカートの赤色の鮮やかな二色が特に印象的です。

おばあちゃんに届けるケーキを途中で落として潰してしまうキッコちゃん。
でも、そこで不思議な動物たちのお茶会へ招待されます。

一斉に振り返った動物たちを、息子は「目が怖い・・」と言っていましたが、変に可愛すぎないリアルな感じが私はいいなと思いました。

そして、森の木の実や果物がぎっしり詰まったケーキの美味しそうなこと!このページは特にカラフルなので、一層美味しそうに見えます。

動物たちの鼓笛隊も素敵。
ひんやりとした冬の空気を感じつつ、最後は温かい気持ちにさせてくれる、冬に読みたいオシャレな絵本です。
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自信を持っておすすめしたい いちょうが泣いている  投稿日:2013/11/14
ぼくたちのいちょうの木
ぼくたちのいちょうの木 作: 清水道尾
絵: 福田 岩緒

出版社: 童心社
幼稚園にそびえたつ大きなイチョウの木。お母さんを病気でなくしたしんやは、色々なことをそのイチョウの木に話します。まるで、何でも聞いてくれるお母さんのような存在の木です。

そのイチョウの木が、周りの家に迷惑をかけているという理由で切られることになります。どうにかしてそれを止めようとする子どもたちでしたが・・・

大人の都合で切り倒される大イチョウの木。
大人にとってはどうってことはないと思えることでも、子どもには身を切られるほどつらいことだってあるのです。

どうしようもない思いを誰にもぶつけられず、砂場で頭からめちゃくちゃに砂をかぶるしんや・・・その気持ちが痛いほど伝わってきます。

切り株から水が染み出しているのも、大人が見れば単に「勢いのある木だから」なのですが、子どもたちにはそれが泣いているように見えます。

大きな心の拠り所を失ったしんやでしたが、おばあちゃんから命は親から子へ鎖のようにつながっていくことを教えてもらい、ぎんなんからイチョウの木を育てる決意をします。大きくなったらお母さんの故郷の山へ植え替えるつもりだと言います。

命あるものはいつかは消えてしまうけど、またそこから新しい命が生まれる・・・大イチョウを通して、しんやがお母さんの分までたくましく生きようと思ったのではないかと思いました。

お話の途中、イチョウの木に灯がともされる場面は、懐かしいモチモチの木の話を思い出し、その幻想的な美しさに見とれてしまいました。

切ない気持ちと同時に、読んだ後に温かい気持ちにさせられる1冊です。
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自信を持っておすすめしたい あなたがいるから  投稿日:2013/11/11
おかあさん、すごい!
おかあさん、すごい! 作: スギヤマ カナヨ
出版社: 赤ちゃんとママ社
振り返ってみると、母親になってもう13年も経つんだなぁ・・と子どもが生まれてから今までのことを思い出してしまいました。

そうそう、ホットケーキなんて子どもがいなかったら絶対に作らないシロモノですよね。

お弁当も、朝早く起きてキャラ弁を作ってみたり、運動会や遠足の行事は一大イベント。どれも、子どもの喜ぶ顔が見たい一心なんです。

ミシンだってそう。入園グッズの巾着に、発表会の衣装、学期ごとに持っていく雑巾を縫うことだって、お母さんでなかったら出来なかった経験だった。

自分が子どもの頃に親から歌ってもらった童謡を歌ってあげたり、懐かしい絵本を読み聞かせしたり・・・あなたがいなければ思い出すこともなかった沢山のものたち・・・

私は料理も裁縫も下手だし、世の立派なお母さんたちに比べたら、全然すごいお母さんではないけれど、お母さんがお母さんでいられるのは、あなたがいてくれるからなんだね。

この絵本は、そんな当たり前のようで当たり前でないことを教えてくれました。ありがとう(^^)
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