最後に衝撃
図書館で子供達が選んできた一冊です。内容を何も知らずに読み進めていったのですが、最後にこの絵本が描かれた経緯を知り、読んでいた家族全員で息を飲みました。こんなにも平和で美しい風景はもうないのか、と思うと自分の存在のちっぽけさや、戦争の悲しさを感じました。続編があるようなので読んでみたいと思います。
投稿日:2025/07/16
2025年、私たちは戦後80年という節目の年を迎えます。80年前、日本は大きな戦争を経験し、多くの人々が悲しみや苦しみを味わいました。その記憶は、決して忘れてはならないものです。そして今この瞬間にも、世界では国同士が始めた戦争によって、心身に傷を負っている大人や子どもたちがたくさんいます。
絵本ナビでは、これまでの歴史から、今起こっていることまで、一人一人がしっかり自分の頭で考えていくための入り口となる本の大きな力を信じて、特集ページを作りました。
今年、親子で話し合い考えるきっかけに、また、さまざまな場所で、戦争と平和の本について取り上げるときの参考にしていただければと願っています。
「どうして戦争がおきるの?」「平和ってなに?」子どもたちからそんな問いかけがあった時に親子で開いてみてほしい戦争と平和の絵本。対象年齢は4歳〜を想定しています。
小学1年生から3年生の子どもたちには、今から80年前、何が起きたのか、戦争はどうして起こるのかを優しく分かりやすい言葉と絵で応えてくれる絵本や読み物を。同じくらいの年齢の子どもたちが主人公のお話には、より心に残るものがあるでしょう。
学校で「戦争」の歴史を学ぶ年齢の小学4年生から6年生の子どもたちには、教科書だけでは伝えきれない、深く心に響く絵本と読み物を。なぜ戦争が起きるのか、平和のために何ができるのか、さまざまな視点から考えを深めることを助けます。
日本が経験した戦争、世界各地の紛争、そしてこれまでの歴史…。学校で「戦争」について深く学んでいる中高生の皆さんへは、歴史的事実のさらに奥にあるもの、教科書だけでは知りえない真実、そして戦時下を生きた人々の複雑な思いをしっかりと受け取れる、読み応えのある読み物を。
戦争と平和を描いた本の中から、大人も読みたい絵本や児童書、子どもに本を手渡すときに参考になるガイドブック、作家が綴った体験記などを集めました。
平和な世界を願い、戦争の悲惨さを子どもたちに伝え続けるために、この機会にぜひ手に取ってみてください。
日本が体験した戦争に焦点を当てた絵本をご紹介します。当時の日本の暮らし、戦争によって変化した日常、そして戦争に翻弄されながらも懸命に生きた人々の姿が、絵本の言葉と絵によって臨場感を持って描かれています。戦争の記憶と平和への願いを語り継ぐために、ぜひこれらの作品を手に取ってみてください。
第一次大戦・第二次大戦をはじめ、世界で起きた戦争を描いた絵本をご紹介します。戦時下の暮らし、人々の日常、戦争に翻弄された子どもたちの姿――絵本は、遠い過去の出来事を、子どもたちにも理解できる言葉と絵で優しく語りかけてくれます。当時の様子をしっかりと伝える絵本を通して、戦争の悲惨さや不条理さを知り、平和を築くことの尊さを学ぶために、ぜひたくさんの絵本を手に取ってみてください。
今、世界では悲しい出来事が続いています。その中でも、2022年から続くウクライナでの戦争や、ガザ地区の子どもたちが置かれている状況は、私たちの胸を締め付けます。
世界で起こっていること、そこで暮らす人々の思いを伝える絵本や読み物をご紹介します。日常を奪われた子どもたち、故郷を離れて避難する家族。苦しむ子どもたちに心を寄せ、私たちができることを考える一歩となることを願います。
平和の大切さを訴える絵本がさまざまな表現で生み出されています。さまざま複雑な状況の中で、絵本は、想像を助け、ひとりひとりの心に平和について考えるきっかけを与えてくれます。心に引っ掛かったものから手にとってみませんか。
今年は、絵本・児童書出版社さんから平和を願う作品が多数出版されます。
その中から、特に手に取っていただきたい、本を囲んで考えていただきたい作品を集めました。
平和と戦争をテーマにした絵本の中で、今、絵本ナビで多く見られている作品、手に取られている作品のランキングです。
最後に衝撃
図書館で子供達が選んできた一冊です。内容を何も知らずに読み進めていったのですが、最後にこの絵本が描かれた経緯を知り、読んでいた家族全員で息を飲みました。こんなにも平和で美しい風景はもうないのか、と思うと自分の存在のちっぽけさや、戦争の悲しさを感じました。続編があるようなので読んでみたいと思います。
投稿日:2025/07/16
戦争にいたる神髄
大きな大砲を打ちたい王様
撃ってみたところ、相手はもっと大きな大砲を持ってきて・・・。
大砲の大きさで相手の上を行こうと
お互い「もっとおおきく」と大砲を作り続けます・・。
結局、相手の大砲は魔法で作った張りぼてで
手元には無駄なものが残る・・という流れ。
それを使う場所を探しに行かなかった王様はえらかった。
最後は面白話に落とし込まれる展開ですが
戦争って、こんなことから大きくに発展するのかも・・と
「おもしろ」の後ろに隠れた「不穏」も感じてしまう
深読みできる一冊です。
投稿日:2025/07/14
意外な展開にドキドキ
読み聞かせの後の5歳の子どもの第一声は「面白かった!」。
読んでいる側も展開が予想できず、どきどきしながらページをめくりました。
深い話になるのでハッピーエンドと言ってよいのかはわからないけれど、血の流れない結末にひと安心。
でも、途中の中途半端に軍備を整えていた国の人々は、大勢亡くなったのですよね。。
子どもがどこに面白いと感じたのかは聴きませんでしたが、心に気持ちの良い刺激になっていたなら何より。
少し大きくなって小学生になった頃に、また読んで欲しいと思いました。
投稿日:2025/07/08
せっかく仲良くなれたのに
最後があっけなく終わっているのが逆に効果的で、読み終えた後色々と考えました。
せっかく仲良くなれたのに、戦争のために運命を分かつことになった二人の兵士。
どうしてと思うけれど、現代の世の中でも戦争は起きていますから、私たち人間は、学ばない生き物なのかもしれません。
お話の最初が長閑で暖かだったから、ラストへ向かうにつれて寂しくうつろになっていく様子が心に響きます。
元気に咲いていた野ばらも最後には枯れ、老兵士もそこを離れました。
小さなお子さんには難しいかもしれませんが、いつか成長したら、この絵本を読んで何かを感じてもらいたいと思いました。
投稿日:2025/07/09
【再投稿】戦後80年に祈ります
戦後80年ということで再読しました。
80年前の8月6日に、広島を走る路面電車の敷石は何を見たのでしょう。
言い尽くせない悲しみと苦しみと絶望感で、死んだ人壊れる町をただ見ていることしかできなかったに違いありません。
やがて敷石は、生存した人と、復興していく町を見守る存在になりました。
その敷石に、人びとの手で観音像が彫られ、祈りの石として世界に届けられいていったことに、平和への熱い願いを痛感しました。
日本原水爆被害者団体協議会がノーベル平和賞を受賞しました。
一方でその願いと相容れない政治があります。
またあの悲惨が再現されかねない世界情勢があります。
祈りの石は、黙ってじっと祈ることしかできない石ではあります。
人間がどの様に生きていくのか、じっと見ているのでしょう。
投稿日:2025/07/04
平和を考える絵本
小さい子と考える、戦争と平和の絵本
戦争と平和の絵本(日本と戦争)
戦争と平和の読み物(日本と戦争)
戦争と平和の絵本(原爆と核を知る・考える)
戦争と平和の読み物(原爆と核を知る・考える)
戦争と平和の絵本(第二次世界大戦から学ぶ)
戦争と平和の読み物(第二次世界大戦から学ぶ)
戦争と平和の絵本・読み物(犠牲になった動物たち)
戦争と平和の絵本(沖縄戦を知る)
戦争と平和の読み物(沖縄戦を知る)
戦争と平和の絵本・読み物(ウクライナを知る)
戦争と平和の絵本・読み物(ガザの子どもたち)
戦争と平和の絵本・読み物(中東とアフガニスタン)
戦争と平和の絵本・読み物(地雷のない世界へ)
戦争と平和の絵本(難民問題を考える)
戦争・平和のとびら(読み物)
【読み聞かせにおすすめ】平和を考える絵本(小さい子向け)
【読み聞かせにおすすめ】平和を考える絵本(低・中学年向け)
【読み聞かせにおすすめ】平和を考える絵本(中・高学年向け)
マンガで考える「平和」と「戦争」
戦争と平和を伝える紙芝居