注目の作品!

【三起商行(ミキハウス)】イチ押しの作品をご紹介

    大好評!宮沢賢治の絵本シリーズ

  • 宮沢賢治の絵本 山男の四月

    宮沢賢治の絵本 山男の四月

    作:宮沢 賢治
    絵:飯野 和好
    出版社:三起商行(ミキハウス)

    山男は仰向けになって、碧いあおい空をながめました。その澄み切った碧いそらをふわふわうるんだ雲が、あてもなく東の方へ飛んで行きました。そのときに山男は、なんだかむやみに足とあたまが軽くなって、逆さまに空気のなかにうかぶような、へんな気もちになりました。さて、そのあと、山男にどんなことがおこったか。それはそれは、なんとも奇妙で摩訶不思議なでき...続きを読む

ユーザーレビュー

  • うまいお話

    4.0

    宮沢賢治のお話は、わかるようなわからないような…難しいお話が多い印象があります。このお話は、多少、わかりやすいお話だと思い、読ませていただきました。内容を随時確認をしながら、子どもと一緒に読ませていただきました。このお話に描かれた裁判は、うまいお話だったと思います。...続きを読む

  • 毎回楽しみにしているシリーズ

    4.0

    作品ごとに異なる絵本作家の方が絵を描く「宮沢賢治の絵本シリーズ」。今度はどのお話だろう。誰が絵を手がけるんだろう。と宮沢賢治好きの私は、毎回楽しみにしています。 双子の星は、美しい天上の世界と恐ろしい下界とのコントラストが肝になるお話だと思います。迫力のある蠍や箒星の絵は、イメージにピッタリ合っていました。...続きを読む

  • 擬音語

    5.0

    動物や植物の動きに対して、擬音語をあてはめた内容の絵本でした。 この絵本の冒頭に書かれていたように、動物や植物の動きに合わせた、絵本に書かれていない擬音語を子どもと一緒に考えながら読むと楽しい絵本だと思いました。...続きを読む

  • 空を見上げて思いを馳せたい

    5.0

    丁寧な言葉づかいの文章と幻想的で神秘的なストーリーにぴったりな美しい絵が相まって、一気に引き込まれていきます。優しく真面目な双子の星とそのほかの個性あふれる夜空の星たちとのエピソードは、私たちが知らないところで実際に起こっていてもおかしくないような世界に不思議と思えてくるのです。 一話目では、双子が仲違いに巻き込まれたときや時間までに元...続きを読む

  • 双子星のおはなし

    5.0

    宮沢賢治の透き通るような文章と、平澤朋子さんの青く幻想的で美しい挿絵がとても素晴らしかったです。 「銀河鉄道の夜」や「よだかの星」同様、賢治の描く星々のお話は不思議で美しく、想像力がどこどこまでも広がっていくようです。 そこに美しい挿絵が添えられることで、自然とその世界の中へ引き込まれ、まるで映画を見ているような、出来ることならい...続きを読む

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