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きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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ギルガメシュ王 さいごの旅

ギルガメシュ王 さいごの旅

  • 絵本
作・絵: ルドミラ・ゼーマン
訳: 松野 正子
出版社: 岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 1995年
ISBN: 9784001106206

出版社のおすすめ年齢:低学年〜

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出版社からの紹介

親友エンキドゥを死に奪われたギルガメシュ王は,死を滅ぼし,永遠の命の秘密を得ようと,長く苦しい旅にでる.はたしてその秘密を手にすることができるのか? ギルガメシュ王の物語三部作完結.

ベストレビュー

今、世界を動かしている人たちに

3部作の最終章になりました。
ギルガメシュ王の旅は、「永遠の命」を求める。何とも壮大な旅でした。

この話を読んでいて、「あれ?」と、思ったのですが、グリムの昔話の中に、ギルガメシュ王が旅した「ウトナピシュティムのいる島を守るしの海流」と、似たような旅をする話があったような気がします。
もしかしたら、この話は時代や場所を経て、グリムなどの昔話として、語り告げられているのかもしれませんね。
しかも、ここに登場する「ウトナピシュティム」なる人物(神に近い人間)は、どうやら旧約聖書に登場する「ノアの箱舟」のノア。のモデルのようです。

そう思うと、ますます壮大なロマンを感じずにはいられません。
ラストがまた素敵でした。

「ギルガメシュよ。ここにきみのもとめた永遠の命がある。」
「きみがきずいたうるくの都、きみがしめした勇気、
 きみがしてきた様々の良いこと。
 きみは、人々の心のなかに、永遠に生きつづけるだろう。」
と、親友エンキドゥは大きな鳥に姿を変えて、彼の前に現れそう伝えてくれるのです。

物語の最後の言葉としても素晴らしと思いましたが、
500年も前の文明を築いた、世界で初めてといわれる人類の物語のラストが、こんなに究極の答えを示して終わっていることに感動しました。

子どもたちよりも、むしろ世界の政治の中心にいる方たちに、この物語を読んでもらいたいですね。
そして、自分たちのしていること、やらなければならないことを、もう1度よく考えてほしいです。
(てんぐざるさん 40代・ママ 女の子14歳、女の子9歳)

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