しりたがりのかわいいこざる、ジョージ。
この小さなおさるが、どれだけ好奇心旺盛で、どれだけやんちゃなのかは皆さんご存知のとおり。
だけど、このお話ほどみんなが共感できる内容はないかもしれませんね。
なんてったって、今回のジョージは歯医者さんに行くのです!
おとなりのロスおばさんの家に遊びに来たジョージが見つけたのは、テーブルの上に乗っていたかごいっぱいのくだもの。特に一番上のまっかなりんごはぴかぴかしていて美味しそう。
ところが、ジョージがかじりつくと、それはにせもの、飾りものだったのです!
かたくて、美味しくない上に、ジョージは歯が痛くなってきました。
次の朝起きても、歯の痛みはおさまりません。大好きなパンケーキも美味しくありません。
そこで、おじさんがジョージを歯医者さんに連れていくことになりました。
はじめて入る歯医者さん。待ち合い室には子どもたちがいっぱい、楽しそうなおもちゃがたくさんあります。
でも、名前を呼ばれた子どもたちはなんだか怖がっているみたい。
いよいよジョージの番になり、おじさんと一緒に入ったその部屋には・・・!!
びっくりしたジョージは逃げだします。ジョージは無事に先生に見てもらえるのかな?
大丈夫、今回もジョージには思いもよらないうれしいことが待っていますよ。
歯がはえかわる頃の子どもたちにぴったりな1冊ですね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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