おやすみなさいの時間です。でも、あらいぐまの子どもたちは、外からきこえてくる音が気になって眠れません。
心安らぐ、静かでやさしい寝かしつけの絵本
「大人になってしまうと忘れがちですが、子どもは眠りにつくとき、とても不安な気持ちになるときいたことがあります。それはきっと、その日に初めて経験したことがよみがえったり、なにか見えない暗いものの中に引きずりこまれるような錯覚にとらわれたりするからではないかと思います。そんなとき、そばにいて、子どもが安心して眠れるようにしてあげられたら――。そう思って、この『おやすみなさい』の本を作りました。1日のしめくくりの大切な触れあいのとき、おやすみなさいの時間をこの絵本といっしょに、ゆっくりと楽しんでもらえれば幸いです。」――いりやまさとし
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