ある日、ももいろのマフラーをしたまっしろい“ふゆねこ”が、ちさとを訪ねてきました。亡くなったお母さんから、いいつかってきたというのです。心あたたまるストーリー。
■担当編集者からのメッセージ
初めてこの原稿を読ませてもらったとき、“奇跡”という言葉が心にうかびました。主人公のちさとに起きたことは、お話の世界の中のことではありますが、ちさとのように悲しい思いを抱えている子どもたちにも、こんな奇跡が訪れることを願わずにはいられません。冬の本番を迎えつつあるこの季節、「ふゆねこ」が、きっとみなさんの心を温かくしてくれることと思います。
そして、この“四季ねこえほん”シリーズは冬からはじまり、春、夏、秋と、それぞれの季節を背景に猫と子どもたちの出会いが描かれていきます。どうぞご期待ください。(J)
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