立原えりか+永田萠 待望の復刊! バケツを持って、海に遊びにやってきた少女が出会った、「なみのむすめ」。夏が終わる日、白いドレスのその人は、なみの若者のお嫁さんになりました。 1983年初版刊行。装丁を一新して生まれ変わった新装復刻版です。
清楚なウェディングドレスに憧れた世代であれば誰しも、花嫁さんが人生のゴールだと疑わなかった子どもの頃を思い出すのではないでしょうか。ホワイトベージュの砂丘に浜昼顔、紫に染まる海に美しい娘、夏の終わり、夕焼けに染まる海を見つめる女の子の後ろ姿。あわただしい日常に追われながらではなく、紅茶をいただきながら読むのにすすめます。 (えれふぁんてせんべいさん 30代・ママ )
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