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ミサコの被爆ピアノ

ミサコの被爆ピアノ

  • 絵本
作: 松谷 みよ子
絵: 木内 達朗
出版社: 講談社 講談社の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2007年07月
ISBN: 9784062141345

A5変型・31ページ

この作品が含まれるテーマ

出版社からの紹介

被爆ピアノの声に耳をすまし平和を想う物語。
広島に原爆がおちた日、爆心地より1.8キロの地点で1台のピアノが被爆しました。今なお現存する「被爆ピアノ」が、戦争の苦しみと平和への願いを奏でます。

ベストレビュー

ピアノが語るあの日

この絵本の主役はピアノです。
広島の原爆を体験したピアノ。
爆心地から1.8kmという場所で被爆し、幸運にも壊れなかったピアノ。
そして持ち主はミサコさん(仮名)。
イギリス製のバイクを乗り回していたお父さんが、バイクを売り払って購入したピアノ。
家が一軒買えるほどの高価な特性のピアノだそうですから、とても裕福な家庭でした。
音楽を楽しむ家族でしたが、小学校4年のとき、戦争はミサコさんにも訪れました。
8月6日、あの日17歳のミサコさんは工場で働いていて助かった一人。
悲惨な広島の光景と終戦。
ガラスの破片が突き刺さりながら無事だったピアノ。
廃墟の広島で弾いたトセリのセレナーデは鎮魂であり、戦争が終わった安息でもあったのですが、人々から非難を浴び、石を投げ込まれたそうです。
それが終戦でした。

それから長い年月を経ても、ミサコさんのそばにあったピアノですが、ある調律師の力で再び音色を奏でる日が来ました。
そのピアノがあちらこちらの会場でコンサートを開くようになりました。
原爆を体験したピアノが奏でるのは平和への願いでしょうか。
CDにもなっているようです。
絵本の中からその音色が聞こえてくるようです。

木内達朗さんの絵が重厚で素晴らしいです。
絵の中のピアノに語らせていますし、人をほとんど登場させない絵でありながら、人々の姿を想像させられる描き方。
風景の一部を切り取った構図で、とてもスケールの大きさと深みを作っています。
(ヒラP21さん 50代・パパ 男の子14歳)

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