いつも廊下ですれ違う名前を知らないあの子にだって、教室で明るく振る舞うあのクラスメイトにだって、秘密はあるのかもしれない−−物語が交差する、YA!アンソロジー第3弾。区立四葉中学校を舞台に、「泣いちゃいそうだよ」シリーズの小林深雪と、講談社児童文学新人賞受賞作家たちが、秘密を抱えた少年少女を描きます。誰にも知られたくないと思う一方で、誰かに理解してほしいと願ってしまう秘密の正体とは?
YA作家さんたちによるアンソロジーです。
タイトル通り「秘密」が出てくるという共通点が。中には、あれ?このお話はあのお話と同じ世界なんだ?と思うものも。作者のほかのお話も読んでいるとちょっとつながりを感じたり。別にこれ単体でも当然楽しめますが。
前向きというかがんばれと応援したくなるようないいお話ばかりでした。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
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