かくし絵、さかさ絵、動く絵、ありえない絵……
目と脳で楽しむ「だまし絵」がいっぱい!
奇妙なサーカスの秘密が、きみにはわかるか?
「科学する心」がめばえる絵本
『だまし絵サーカス』は、「かくし絵」「さかさ絵」などの古典的なトリックや、錯視(目の錯覚)の原理をもとにして作られています。このサーカスを楽しむうちに、同じ絵でもいろいろな見方があることに気づいたり、脳のふしぎなはたらきを実感したりすることができるでしょう。難しい説明はなくても、「おもしろい!」「どうしてこう見えるんだろう?」と感じることが、「科学する心」のはじまりなのです。
ページの上部が小さなパラパラマンガになっているなど、細部まで作者の遊びが凝らされていて、くりかえし見ても楽しめる内容になっています。作者のWallace Edwardsは、カナダで最も権威のある文学賞であるthe Governor General’s awardの児童イラストレーション部門に、本書を含む3回ノミネートされ、1回は受賞している実力は画家です。
続きを読む