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いつか あなたを わすれても

いつか あなたを わすれても

  • 絵本
作: 桜木 紫乃
絵: オザワ ミカ
出版社: 集英社 集英社の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,870

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作品情報

発行日: 2021年03月26日
ISBN: 9784082990282

48ページ

この作品が含まれるテーマ

みどころ

さとちゃんは、ママのおかあさん。そして、私のおばあちゃん。さとちゃんは、近頃とても忘れん坊で、ママの名前を忘れちゃったみたい。だけど、ママは悲しくはないって言う。どうしてかな。

「さとちゃんは、ゆっくりこれまでのことを忘れていき、ママは、さとちゃんとのことれからのことを考えているんだよ」

パパが教えてくれる。ママは、これまでの思い出の荷造りを始め、さとちゃんはひとつずつ荷物をおろしながら暮らす。これから私が女の子から女の人へ変わっていき、いつかママも私を忘れる日がくるかもしれない。だけど、その時間がなかったことにはならない。

「これは、大切な私たちの順番だから」

直木賞作家・桜木紫乃さんが手がけた初めての絵本。そこにあるのは、誰かの娘であり、母親であり、一人の女性としても答えを探し続ける、かけがえのない時間。自身の経験も踏まえ、孫の視点からじっくり丁寧に描き出します。どのタイミングで読んでも受け入れてくれる、余白のある素敵な絵を描いているのはオザワミカさん。

「おかあさん、私を忘れていいよ」

その言葉を心にしまい、私自身もゆっくりと準備を始める。時々はこの絵本を読み直しながら……。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

出版社からの紹介

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ベストレビュー

老いるということ

自分の母親が、自分の名前を忘れていくことを、受け入れようとしている母親。
孫の視点から、認知症と老いるということをとらえた、とてもピュアな作品です。
直木賞作家であり、人の心理を饒舌に文章化していく桜木紫乃さんが、真逆の手法で家族のスタイルを絵本化しています。
文章の行間をそのままに、オザワミカさんの絵は、心の空間を膨らませています。

祖母が自分を忘れても悲しくないという母親には、祖母の死への心の準備があるようです。
人生の中で感じてきた、母親との葛藤にも折り合いをつけようとしているようです。
自分の娘に、祖母とのことを語りながら、「女の子」と「女の人」の違いを語る母親、自分の「女」を語る母親に、家族としての連帯を感じました。

さり気なく登場する父親もグッドジョブでした。

ここからは、自分の心で感じましょう。
(ヒラP21さん 60代・その他の方 )

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