苦しい生活の中で聴覚を失いながらも、生きる喜びと情熱を作曲した大音楽家の人生。
このシリーズ、小2の息子とかなりハマって読んでいます。
漫画ではありますが、事実に基づいて描かれているのと、
漫画自体も変に崩したイラストとかではないので、内容に集中して
読み進めることが出来ます。
ベートーベンと言えば、耳が聞こえない音楽家というイメージしか
なかったのですが、耳が聞こえなくなったのは、20代後半頃
のことだったということを、この本を読んで知りました。
読み終えて思ったことは、とにかく、なんて苦難の多い人生
だったんだろうということです。まさに劇的な人生です。
どんな状況の時に「月光」や「運命」などといった曲が作曲された
のか、作曲した時の状況が描かれているので、今後、ベートーベンの
曲を耳にする時に、イメージできそうです。
そういった意味でも、子どもに是非読んで欲しい一冊です。 (どんぐりぼうやさん 30代・ママ 男の子8歳)
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