「なーんにもおこらないんだ、この町じゃさ!」 たいくつした男の子が空きカンをけると…? なーんにもおこらないはずの普通の町が、どこもかしこも、てんやわんやの大さわぎに! 町の騒動をユーモアたっぷりに描いた、ゆかいなアメリカの絵本。ページのすみずみまで楽しめます! 1930〜60年代の絵本やアメリカンコミックスを彷彿とさせる、レトロでポップな絵がおしゃれな一冊です。
「ぜーんぜんなーにもおこらないんだ」
何もない、平凡な日々こそ素晴らしいのに、こんな風に感じてしまうこと、大人でもあると思います。
この絵本のタイトルを見たとき、そんな町に何かが起こって、何もない日のありがたさを知るのかな?と想像したのですが・・・
退屈した男の子が蹴った空き缶が寝ていた猫に当たり、猫が動物園に駆け込むと飼育員と象が驚いて、象が町へ逃げ出してしまうのです!
何も起こらない町がたちまち大騒ぎ!!
予想以上に大変な事態になった町に子供も私も大笑いです。
絵本の中だけだから笑えるけど・・・
ユーモアたっぷりの絵本です。 (ススワタリさん 30代・ママ 男の子5歳、女の子3歳)
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