クラクションがならないくるまは、みんなとちがうことが恥ずかしくて内緒にしていた。友だちは心配して、くるまにラッパをプレゼント。うれしくて鳴らしていたら、クラクションがならないことがばれ、まわりから笑われてしまう。くるまは逃げ出し、友だちと遠くはなれた知らない街へ。そこは、ラッパをならすくるまばかりだったが……。みんなとちがっていても、わかってくれる友だちは必ずいる、と気づかせてくれる絵本。
違いがあるのは変なことじゃないけれど、いっぱいの人が当たり前みたいな、多数派が正義というその考え方がおかしいんだなってことを、ふんわりとたとえ話で伝えてくれます。
客観的に見れば、変なのって思うことを、自分はうっかりしていないかな?と親子で話し合うのにいいきっかけになりました。 (みっとーさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子7歳)
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