書道具セットを手にしたこどもたちの前にあらわれたのは、筆墨硯紙、文房四宝と呼ばれる4つの道具の精霊です。手をかけて作られ、古来より宝物とされてきたと誇る道具たちをつうじて、文字のなりたちや道具の歴史、アナログの道具だからこそうまれるゆとりや思いやり、書く喜びを親しみやすく描きます。表現の楽しさと言葉に心をこめる喜びを伝え、現代に輝く毛筆文化の価値を示した一冊です。
硯作りが本業の方が、書道愛をこめて書かれた絵本です。書道の道具の説明、書の歴史、いろんな項目で解説されていて、勉強になりました。作者としては、書にもっと関心を持って欲しいでしょうね。
書道具たちが可愛かったです。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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