すーさんも全盲のめぐみさんも児童館の先生です。アイマスクをして友達をさがす、さわってみる、なめてみる…五感を働かせて「心で見る」とはどういうことだろう? ワークショップから生まれた写真絵本。
目が不自由な方は聴覚や嗅覚などが鋭くなると聞いたことがあります。
しかしこの本を読んでいると、他の感覚が鋭くなるとはいえ、普段の生活で困ることが沢山あるのだなと感じます。
お札やプリペイドカードなどは、指で触ると分かるように考えられていますが、日用品への配慮はまだまだ少ないのかなと思います。
けれど重要なのは、自分達の生きる社会の中で、目や耳が不自由な方がいた時に、特別視するのではなく、自分達と同じ街に生活する人として、さり気ない優しさで手助け出来る心を持つことなのではないかと思いました。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子7歳)
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