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ボルネオ島の森を流れるキナバタンガン川。現地の人びとはこの川で顔を洗い、歯をみがく。この川の水面に突き出た、黒くうねる影。流域の森に住むアジアゾウの仲間、ボルネオゾウが鼻を出して泳いでいるのだ。人もゾウも同じ川の水を浴び、川面を叩きつけるスコールを浴びて一日が過ぎていく。そして、森に住むたくさんの動物たちも、長い長い地球の歴史の中でできあがったこの川に生かされている。生命と川の物語を描く写真絵本。
ボルネオ島のボルネオゾウのお話ですが、写真本なのでリアルで見応えありすごいです。
日本では象は動物園で見るものであるので、日常生活での共存の文化に驚く読み手のお子さんも多いのではないでしょうか。
世界には色々な地域があって色々な生活があることを知る機会にもなるのではないでしょうか。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子11歳)
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