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ぼくの犬は無口です

ぼくの犬は無口です

  • 絵本

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作品情報

発行日: 2004年03月10日
ISBN: 9784265052547

出版社からの紹介

ねこをかうきそく(阪田寛夫)、クロとぼく(まど・みちお)、ぼくの犬(小泉周二)、目(川崎洋)、なぜ?(工藤直子)、となりのねこ(鶴見正夫)など15編。

ベストレビュー

詩の面白さに目覚めた一冊

【内容】
犬や猫、メダカなどペットや動物を題材にした楽しい詩が15編。パンチの効いた素敵なイラスト(古川タク・絵画担当)で楽しめます。

詩人:阪田寛夫、まど・みちお、清水たみ子、間所ひさこ、小泉周二、大橋政人、高崎乃理子、やなせ・たかし、川崎洋、冨永佳与子、小松静江、工藤直子、鶴見正夫

【感想】
このシリーズは、家族をテーマにして6巻あります。一番最初に読んでみて、詩の面白さにはまりました。それまでは、詩というのは難しく、高尚なものであって、自分とは縁の遠い世界のものだとばかり思っていました。しかし、ここに収められているs各品はどれも身近な話で、よくわかる事がかかれていて、漫画みたいなイラストで、楽しめました。庶民の味方の作品集です!

犬や猫を飼ったことがある人は、この作品を見て、うなづくところが多くあったり、笑ったり、泣いたり、考えさせられたり…いろいろな感じを味わえます。動物を飼ったことがない人も、ぜひ、試しに読んでみてください。
中には、動物があまり大事にされていなかった時代の、乱暴な感じが漂う作品もあります。しかし、その作品を読んでみて、今はだいぶペットが大事にされる時代になったのだなあ、と感慨深く、時代の流れや人の考え方の変化を感じました。

この作品集を読んでみて、昔、実家で買っていた犬や猫、鶏、イモリ、その他いろいろな動物たちのことを思い出しました。私の親たちは、農作業に必要だったから馬を飼っていたそうです。家族の思い出話も思い出し、一つの詩集がいろいろな思い出を記憶の奥底からほじくり出して、楽しめました。詩は、面白い効果があるのですね。
(渡”邉恵’里’さん 30代・その他の方 )

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