台風の翌朝、庭の木に雨雲の子どものぴっちゃんがひっかかっていた。 ぼくと弟はぴっちゃんと楽しく遊んだけど、ある日また台風がやってきた。 ぴっちゃん空へ帰ってしまうの?
あまぐもぴっちゃんは、台風の日にお母さんとはぐれてしまったあまぐの子どもです。ぼくと弟はぴっちゃんを迎え入れ、小さくならないように育て一緒に遊んだりして過ごしていました。だけどぴっちゃんの家はここではなくて、戻るべき場所があります。次の台風がやってきた時が別れの日となりました。
雨の絵本はたくさんあるけれど、かわいらしいイラストとほんのりせつないお話しで、とても新鮮な気持ちで読みました。
おすすめしたい一冊です。 (ouchijikanさん 40代・ママ 女の子8歳)
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