生きることに絶望した若者に世界で一番高い崖で500年生きた桜の老木が話しかける。
私はこの本を読ませて頂いて、とても感動しました。これは何よりもいのちの素晴らしさを教えてくれるからです。桜と言えば、私はある有料老人ホームで介護士として働いていた時のことを思い出さずにはいられません。どうしても桜が見たいと仰る80代の女性の入居者様がおられました。私は車椅子で近くの公園の桜を見るために出かけたことがあります。その後まもなく、彼女は亡くなりました。この本の桜は500歳ということですが、桜はほんとに美しく、心を和ませてくれます。この本は桜を通して、いのちの大切さをつくづく考えさせてくれると思います。ほんとに素晴らしいお話です。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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