いつも元気な機関車のカンスケは、葉も動物もいなくなる秋が寂しくて仕方ありません。でも友だちになったあかいはっぱくんは、散ることを楽しみにしています。風に乗って飛んでいくあかいはっぱくんを追いかけた先で、カンスケが見たものは……。命のつながりを教えてくれる、力強くて優しいメッセージのこもった、シリーズ第2弾!
紅葉が美しい絵本です。
その葉っぱたちが、散っていくことは寂しいことのように思えるのですが、木から離れて自由に飛び回れるのだと、ポジティブに考えているところが、東田直樹流でしょうか。
実は落ち葉として、とても役にたっているなどというとらえ方に、作者の優しさがにじみ出ています。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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