中3の上の子の朝読用に図書館で見つくろってきました。
実は、最近親子でハマっている「大崎梢」さんの作品です。
大崎梢さんは、「配達赤ずきん」という本屋の店員が主人公の推理小説でデビュー。このシリーズも何冊か出ていて、最高に面白いのですが、まずは、こちら「ねずみ石」から紹介したいです。
小学校高学年以上、中高生〜大人まで、ぐいぐい引き込まれる面白さがあります。それでいて、ちゃんと目線は主人公の中学1年の男の子なんです。
中学生ならではの、大人っぽい考え方になっていく感じや、どこかすると子どもっぽい感性や行動が、同年代の子どもたちの共感を呼びそうな気がします。
小さな村の祭りに起きた殺人事件にまつわるミステリーなので、ミステリー好きには特にお薦めしたいですね。
この作品で特にすごいな。と感じるのは、小さな村の歴史や人間関係。脇役に至るまで1人1人の立場や性格が、無理なくしっかりと描かれているところでした。
まるで、パズルがハマるように解決へと向かって動いていく物語だな〜と、思いました。
すごくお薦めです。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子15歳、女の子10歳)
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