五味太郎さん推薦! 「くらやみに きづいた きみのめは たしかだ。 さて それから…」
絵本シーンにさっそうと登場し、いまもっとも注目を集める奇才・長田真作がなによりも描きたかった世界――未知の世界にひそむ予兆、出現、予感を、独特の世界観と色彩で表現した、あふれんばかりの好奇心でいっぱいの子どもたちへとどける贈りもの。
もう そこまで きている―― じわりじわりと―― なにかが はじまろうとしている――
アートな作品です。
暗がりから、朱色や灰色が湧きたち、やがて様々な造形を築きます。
抽象画のようで、でもしっかりその実像をも映し出しているような気がします。
内なる衝動でしょうか。
満を持して、風!?
読者とのコラボで、作品が完成するような気がします。
抽象的なのに、無機質でなく、どこかに、生命の息遣いが聞こえるような。
不思議な読後感です。 (レイラさん 50代・ママ )
|