不器用で商売下手な本屋さんが、行列のできる人気店になったのはなぜ? ポンチョと町の人たちが、本を通してつながっていく。--ベストセラー『えんとつ町のプペル』に続く! にしのあきひろ脚本・監督の絵本。
本屋のポンチョは、力持ちだけど不器用で、商売が苦手。
それでもポンチョは、大好きな本に囲まれて幸せに暮らしています。
ポンチョの癖は、面白い本にメモを書き込んだり、ページを折ったりしてしまうこと。そんなことをしたら、売り物になりません。
ところがある日、女の子が訪れて、汚れた本を欲しがります。
「しるしのおかげでポンポンポンチョの ドキドキワクワクよくわかる これは せかい にひとつだけ とってもステキな『しるしぼん』」
町の人たちは、次第にポンチョが汚した「しるし本」を欲しがるようになりました。
そんなときに、お店が火事に!
ポンチョは大事なものを取りに火の中へ――。
ポンチョはどうなる? お店はどうなる?
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