夏休みの図書館のお薦めの棚にありました。
九月、新学期が始まりましたが、リチャードは憂鬱です。
二年生をもう一度することになったからです。
小学校で落第ということはないので、二年生をもう一度するということがピンとこない様子の息子でした。
ただ、リチャードの悲哀は何となく伝わってきます。
どういう立場に身を置いていいのかわからないようなリチャード。
二年生ではあるけれど、二度目。同級生たちはもう同級生ではないというのは、孤独ですよね。
作者が学校の先生の経験があるということで最近読んだ「ひらめきルーカス」など学校の先生経験がある人が作者というのは案外多いものだなあと思いました。
それだけに学校の様子、生徒の様子がわかるということはありますよね。
人気シリーズのようでシリーズは10冊以上あるようです。少しずつ読み進めていけたらいいなあと思います。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子8歳)
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