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バケツ5はい分のどんぐりのうち、りっぱな木に成長するのはひとつかふたつ。それも、20年、30年かかります。見すごされがちな雑木林が、どのようにたもたれているかを、四季の林のうつくしさを追いながら描きます。
雑木林の中で、コナラの木から落ちたどんぐりのその後を追った科学絵本です。
1本の木から、3万5000粒ですって。
その後、動物たちのエサになったり、芽生えても枯れたりして、
でも生き残ったドングリは成長し、78年で一人前。
少ない生存率ですが、それは決して無駄ではないのですね。
丁寧に描かれたどんぐりの様子に、なるほど!と理解が進みます。
どんぐり、奥が深いです。
小学生くらいから、この営み、感じてほしいです。 (レイラさん 40代・ママ 男の子22歳、男の子19歳)
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