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「おせんべ半分くれたら、ええとこへつれてったるのになぁ」――キツネの子にさそわれて、ひさしがでかけたキツネのまいもん屋(だがし屋)。店の奥には年寄りの灰色ギツネ。ひさしは当たったらお月さまがもらえるというクジびきに挑戦します。 第45回青少年読書感想文全国コンクール課題図書
子供が借りてきた本ですが、私も読んでみました。
きつねのまいもん屋(駄菓子やさん)に迷い込んだ主人公が
当たりを出すためにがんばります。
その、特別なクジのあたりはなんとお月様!
くじに当たったら、お月様を毎晩飛ばさないといけないのです。
話にあるような駄菓子屋さんや、公園ではないただ広い野原を
懐かしく子供の頃を思い出しながら読みました。。
残念ながら住宅街育ちの息子達はイメージできてないようでしたが・・。
でも、月の満ち欠けの仕組みを知らないうちに、
本当はこんな風に狐が出してるんだよと思えるような、夢のあるお話でした。
くじに当たったあとの、狐のおじさんの行動もいいなあと思いました。 (きゃべつさん 30代・ママ 男の子9歳、男の子6歳)
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