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町の外れにある一軒の空き家。生い茂った草木に囲まれていて、まるでおばけ屋敷みたいだ。わたしはずっと、家の中が気になっていた。――あなたの身近に空き家はありますか? でも、中が気になっても決して入ってはいけません。なぜなら……。磨き抜かれた鉛筆画と文章で、見知らぬ土地にひそむ不穏なうごめきを描く。
私は今、不動産のオーナーをさせて頂いています。この本を読ませて頂いて、とても感動しました。これは空き家の不思議な世界に魅了されます。私は自宅の近くにいくつかの不動産を所有していますが、空き家が2軒あり、最近リフォームして貸すことにしました。このお話の空き家はひじょうにミステリアスです。私もこの空き家に入ってみたくなりました。私はこの空き家のことが決して忘れることができません。素晴らしい本だと思います。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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