<「犬のジェリー」シリーズってこんなに楽しい!>
ジェリーは、矢野家で暮らしているダックスフントがモデルです。
寝起きにうーんと伸びをして、長い胴がもっと長くなったり、ソファのすきまとか、狭いところにどんどん入ったり、
ボールをころころ転がして遊ぶのが大好きです。犬の脳年齢は、人間に例えると2〜3歳児くらいなんだそうです。
「ほらほら! こんなに大きいものも ころがせるよ!」(『ジェリーのこーろころん』)
「みてみて! こんなに 長くなっちゃった!」(『ジェリーのながーいながーい』)
絵本のなかで、そんなふうに楽しんでいるジェリーとページをめくった小さな子たちは、
すぐに仲良しになれることと思います。 ときどき、絵本の文章が少ないので「どう読んだらいいか…」と
お母さんたちに聞かれることがありますが、心配はいりません。
その証拠に、『ジェリーのあーなあーな』をこんなふうに読んでいる子が。
あーな あーな と、ネコの鼻の穴に入ろうとしているジェリーを見て…
「あいれない(入れない〜) あいれない(入れない〜)」
すぽん と、バケツにはまったジェリーを見て…
「ぬけな〜い」
(名古屋市・あおちゃん・2歳3ヶ月)
子どもの想像力って、すごいです! 自由に言葉をつなげて遊んでいるんですね。
矢野アケミ
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