ひっぱりゃビリビリ!
ふけばヒラヒラ〜。
かるくて、よわくて、うすっぺら。
あとはお絵かきしたり、シールを貼ったり?
“紙”ってだいたいそんなモノ。
ところがどっこい、意外や意外!
“紙”ってもっとスゴイやつ!
「はねる」し、「のびる」し、ほんとは「かたい」!?
みんなで実験、いざ開始!
とても身近な素材、“紙”を使ってできる、3才からの実験、工作絵本です。
こうしたら、紙なのに、はねる!
こうやって折ったら、紙なのに、のびる!
3才の娘に見せてみたら、「わたしがー!わたしがー!」と自分でやりたがって大興奮!
思いもよらない“紙”の姿や動きに、ワクワクドキドキまちがいなしです。
「はねる」、「のびる」、「かたい」、のほか、紙なのに「こわい」、紙なのに「ちからもち」なんてページも。
「こわい」ってなんのことだか?と思っていたら、ページを見てみて、あーなるほどと納得。
大人にも、のびのびとした発想で身近な世界を見つめ直す楽しさを思い出させてくれる一冊です。
あそびおわった紙で、もっとなにか起きないか実験したり、
はたまたそれに色や絵をつけて、別のものに作り変えてみたり……。
そんなふうに、ほかの工作につなげるのもたのしそう!
おどろいて、つくって、ためして、あそんで――
お外が雨でも関係なし!
この一冊をお供に、おうちのなかでもレッツ「体験」!
(堀井拓馬 小説家)
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