ひなたぼっこしている、大きくて山のようなぞうさんの背中。 おひさまにあたためられて、なんだかすごく気持ち良さそう…。
そんなことを思っていると、やってきたのはトラさんです。 おんなじ事を考えていたみたい!ぞうさんにお願いしちゃうのです。 ぞうさんの背中の上で「ああ、ほかほか」。 そこへ次々とおともだちもやってきて「ああ、ほかほか」。 なんてしあわせそうな時間なのでしょう。 ところが、くもがやってきて、もくもくおひさまが隠れちゃった! さあ、どうする? 「ぼくにまかせて!」 活躍したのは、やっぱり…!?
ページをめくるたびに、みんなに呼びかけたり、一緒に「ほかほか」になったり。 みーんな一緒に笑ったり。 たてまつみさとさんの描く、大らかで可愛らしい絵から伝わってくるのは、間違いなく幸せな時間。 親子で一緒に、おともだちと一緒に、何回でも「ほっかほか」できちゃう絵本ですよ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ぞうさんが、ひなたぼっこしています。「ああ、ほかほか」。そこへ次々とおともだちがやってきました。みんなでほかほか、いいきもち。ところが、くもがもくもく大きくなって…たいへん!おひさまがかくれてしまいました!さあ、どうする?ページをめくって親子でいっしょに笑う、楽しむ。豊かなコミュニケーションがうまれます。
ホカホカしてます。
ぞうさんの背中、とてもあったかそうです。
最後に出てくる『雲』をぞうさんが吸い込んで、泡だか綿みたいに
再利用してみんなで改めてあったまるという終わり方が、意外でした。
絵も文字もはっきりしていて読みやすいです。
(てんぐざるさん 50代・ママ 女の子19歳)
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