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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

さるのひとりごと

さるのひとりごと

作: 松谷 みよ子
絵: 司 修
出版社: 童心社 童心社の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,540

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作品情報

発行日: 2000年06月
ISBN: 9784494003556

出版社のおすすめ年齢:3・4・5歳〜
日本民話の会・鳥越 信・監修

出版社からの紹介

むかし、一匹のさるが海っぱたに出た。海はいいなあ、すると、うんと答えた。奥深い民話絵本。

ベストレビュー

さるのひとりごとの意味を 考えてしまいました

島根県に伝わる民話なんですね 初めて耳にするお話しでした
さるは いつも山ばっかりみて つまらなかったので 海をみようと出かけて行きました
司さんの挿絵が お話しをより効果的にしてくれています

海は ええなあ
かぜは ぶうぶう ふくなり
なみは どんどん うつなり

こんなひとりごとに 返事をするものがあったのです

この繰り返しも昔話し・ 語りの心地良い響きです

さるの取った行動が少々気になりました、返事してくれたかにを
石でつぶすのですが・・・・
さるの心境を考えてしまいました・・・

そして つぶした かにをだんごにまるめて ちゃんとすわらせる
なんと また へんじしてくれたのです
挿絵のさるが 松の木から 大粒の涙を流しているように見えましたが

さるは うれしゅうて うれしゅうて なんべんも いうた

お話しの世界ですが・・・ かにの優しさ??

さるは ひとりぼっちが やっぱり淋しいことを身にしみて感じたのではないでしょうか

このお話は語り手のこころ 聞き手の心が それぞれに 人の心に残るお話しだと思いました

高学年の子どもたちなら それぞれに感じてくれるでしょうかね
大人でも それぞれの感じ方が違いますが・・・
 
昔話はやはり 奥深いな〜
と思いました
(にぎりすしさん 60代・その他の方 )

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