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かっぱどっくり

かっぱどっくり

作: 萩坂 昇
絵: 村上 豊
出版社: 童心社 童心社の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,540

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作品情報

発行日: 2000年
ISBN: 9784494003587

出版社のおすすめ年齢:3・4・5歳〜

出版社からの紹介

むかし、ある川にかっぱかがおって、いたずらでいばりんぼで、いろんなわるさをしたが……。

ベストレビュー

ごろべえさんと一緒に騙されました

 村上豊か先生の絵の民話や昔話を好んで読んでいます。

 かっぱと言えば、いたずら好きで加減を知らぬ困った君が多いようです。
 このお話のかっぱも、きゅうり畑は荒らすは、地蔵さんをひっくり返すはやりたい放題。
 主人公の働き者のごろべえさんが、川で愛馬のあおを洗っていたら、あおの尻尾をつかみ川へ引きずり込もうとします。
 このいたずらに捕まえたかっぱを木に逆さ吊りにします。
 優しいごろべえさんは、気味の悪いかっぱの鳴き声に弱り果て許してやることに・・・。
 放してもらったお礼にとかっぱが持ってきた、そこなしの酒どっくり。
 働き者のごろべえさんをすっかり変えてしまいます。
 その様子に喜ぶかっぱに、やっぱり性悪だぁ〜!と憤慨した私。
 ごろべえさんと一緒に騙されました。

 お酒は怖いな〜って、思います。
 溺れるごろべえさんを正気に戻してくれたのは、愛馬のあおでした。
 シャキッとなったページで、『かっぱの思う壺にはまる人間ばかりじゃないわよ』と、妙に肩入れして読んでしまいました(笑)。
 息子は「かっぱって賢いな〜、随分手の込んだ仕返しをするんだな」と変な感心の仕方をしていました。
(アダム&デヴさん 50代・ママ 男の子12歳)

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かっぱどっくり

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