|
「せみがおとなになるとき」「てぶくろをかいに」など幼年童話を3編収録。
いわさきちひろさんが絵を描いているということで手にした本ですが、小さな挿し絵だけ。
でも、がっかりしない本です。
三篇のお話がありました。
「おなかのかわ」「てぶくろをかいに」は、絵本で読んだ内容ですが、頭に光景が浮かんでくるようなお話。
「せみがおとなになるとき」は、セミの羽化が、見事な物語になっていて、脱皮するシーンがくっきり浮かんできました。
いわさきちひろさんは、筆を使わずに頭に浮かぶ絵を描いていたのでしょうか。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
|