|
昔、ヒヨドンというみなしごの少年がいました。山で斧をなくし、 おばさんに叱られるのがこわくて家に帰れなくなってしまいました。
【ネタバレ】ですが、鳳仙花が仙人の贈り物だったなんて、漢字にも表されていてなんてロマンチックなのでしょうか。
「浦島太郎」を思い起こさせる仙人の家ですが、両親を喪って辛い思いをしていたヒヨドンにとっては、夢のような幸せな場所でした。
そこから帰ろうと思った村は、ヒヨドンにとってどんな場所だったのでしょうか。
辛い思いはあっても、おばさんのことを思い出したに違いありません。
持ち帰った鳳仙花が、人々を幸せな気持ちにしたという流れは、素晴らしく心に響きました。
(ヒラP21さん 60代・パパ )
|