十五夜の夜。ばけこちゃんのもとに迷子のおーくんがやってきて…。
「ばけこちゃん」シリーズの紙芝居です。
全部で8場面。
十五夜のお月見にお月見団子。風流です。
こんな、「お月見の」紙芝居が欲しかったです。
お月見していたばけこちゃんとほねこちゃんのところへやってきたのは、
小学校低学年くらいのかわいい男の子、おーくん。
おーくんは「迷子になっちゃった」と泣いてきたのですが……。
状況を考えろ。
夜だぞ。
背景に見えるのは山だけだし、ばけこちゃんたちが人の多いところに居を構えているとは思えないぞ。
と、わたしは読みながら突っ込みを入れていました。(笑)
くりくり目玉のかわいいおーくんが、お月様にお願いした後の、次の展開も面白かったですね。
「ぐわおおおーん!!」
紙芝居ならではの絵の迫力です。
お月様がきれいな秋の読み聞かせにお薦めな1冊です。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子22歳、女の子17歳)
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