新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

アザラシのくる海

アザラシのくる海

作・絵: マイケル・フォアマン
訳: せな あいこ
出版社: 評論社 評論社の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,430

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作品情報

発行日: 1998年12月
ISBN: 9784566006195

25X27cm/32ページ

出版社からの紹介

春のはじめ、少年は海辺でアザラシのおやこと出あった。夏から秋、冬へと季節が移るあいだ、少年はアザラシを見まもり続けた。そして次の夏、少年が海でサーフィンをしていると…。大自然の中で生まれた、少年とアザラシのふしぎな友情。●厚生省中央児童福祉審議会推薦

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少年とアザラシの友情

少年と子どもアザラシの友情の物語です。
老人と海に出かけた少年が目にしたアザラシ親子。
少年は子どもアザラシの自立を応援しつつ、自分も成長していきます。
言葉では表現されていないのですが、少年の足が不自由なことを知ってしまうと、少年がサーフィンで海に出ることが、少年にとってどんなことだったのか、その重さがどんどん膨らんでいきます。
荒海の四季、アザラシも過酷な自然の中で弱いものは犠牲になっていきます。
そんな中で、深まっていくアザラシと少年の友情。
荒波に海中に引きずり込まれた少年を助けたアザラシ。
やがて少年は成長し、子どもアザラシも親になります。
淡々と描かれる大自然の中のドラマ。
少年の足が不自由なこともその理由もあえて言葉にしないフォアマン。
絵本でありながら、壮大なドラマを感じさせてくれました。

文中に出てくる「ベートーベンの音楽」、いったいどの曲だったのでしょうか。
(ヒラP21さん 50代・パパ 男の子14歳)

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