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ゆびたこ

ゆびたこ(ポプラ社)

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かわっちゃうの?

かわっちゃうの?

作・絵: アンソニー・ブラウン
訳: さくま ゆみこ
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作品情報

発行日: 2005年
ISBN: 9784566008083

出版社からの紹介

「これからは、いろんなことがかわるんだよ」そういって、おとうさんはおかあさんを、むかえにいった。いったい、なにが、かわるんだろう…? ひとり家にのこされた少年の不安にゆれる心を、シュールなタッチであざやかに描く、国際アンデルセン賞受賞作家A・ブラウンのふしぎの世界。

ベストレビュー

下のお子さんが生まれるご家庭に

今日からいろんなことが変わるんだよ、と言って
出かけたパパ。

やかんが猫に見えたり、
うわぐつがねずみになってたり、
自転車の車輪がりんごに見えたりします。

かわっちゃうって、どういうふうにかわるんだろう?
主人公ジョーゼフの不安な気持ちと、
少しドキドキの気持ちが、
各ページに登場するモノたちの変身で表されている気がしました。

5歳の息子は、ただただ間違い探しのように、
あ!せんたくばさみがスプーンになってる!
あ!ここも色がちょっと変わって変身しかかってる!

と、変身前の微妙な兆候を一人探し当てては喜んでいました。

息子も一年前にお兄ちゃんになったばかり。
妹が病院から帰ってきたときは、
家の中や外が同じように見えるくらい、
不安とドキドキがあったのかな。

ジョーゼフと同じく、
妹の誕生は息子にとっても、
この絵本に出てきたモノたちの変身と同じくらい
大きなCHANGESだったに違いないということを
改めて思い知らされました。

もっと早くこの絵本に出会っていればよかったです。
下の子出産前に読んでいれば、
息子のちょっとした変化に気付いてあげられたかもです。

これからお兄ちゃん、お姉ちゃんになるお子さんたちのママに
ぜひお勧めしたい一冊です。
(ムスカンさん 30代・ママ 男の子5歳、女の子1歳)

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