料理創作ユニット・Gomaさんによる、きつねのパンやさんの絵本、第2弾です!
へんてこパンやのきつねさんが買い物から帰っていると、いろいろな色や形のオバケたちが輪になって踊っていました。
真ん中には、スープがたっぷり入ったぐつぐつのお鍋。
そして、一人のオバケが出てきて歌います。
「♪つちのなかから とびだした おれんじいろの とんがりくん」
このオバケの正体は……
そう、にんじん!
ページを開くと、写真でコラージュされたにんじんが登場!
(何だかわかる?とクイズ風にしてみるのも楽しいですね)
こんな風に次々にオバケたちが登場して……
みーんなお鍋に飛び込んで、カレーになっちゃった!
この絵本の面白いところは、野菜をオバケに見立てているところ。
いや、オバケを野菜に? やっぱり、野菜をオバケに?
どっちでもいいけどこのカレー、とにかく美味しそう。
読んでいると間違いなくカレーが食べたくなります。
また、絵の中で、ところどころに写真が使われていて、それが更ににぎやかで楽しい仕上がりに!
野菜が苦手なお子さんも、思わず好きになってしまうかもしれません。
巻末にはカレーやスイーツなど、4種類のレシピが掲載されています。
この絵本に出てくるオバケたちの歌を歌いながら、親子で楽しくカレーを作るのもいいかもしれませんね。
裏表紙には、オバケの歌の楽譜までついていますよ!
(洪愛舜 編集者・ライター)
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