「カリスマ主婦トレーダー」として、数々の投資関連の著書をヒットさせてきた著者が、お金の本質を「お金の気持ちになって考えれば分かる」という、母の視点でやさしく伝えます。
著者・山本有花が最も伝えたいことはひとつだけ。「お金はひとを幸せにしたがっています……」ということ。
昨今の「金融(金銭)教育」の精神にも合致し、お金に関してもう一度考えてみてください。
<あらすじ>
自動販売機の下に捨てられていた名もない1円玉は、ある日、5歳のおんなの子「あみちゃん」に拾われた。あみちゃんの貯金箱の中には、それぞれのお金が、夜になるとキャラクターに変身し、話し出す。それぞれのお金の基本的な機能を聞きながら、1円玉は、自分には名前さえなく、誰かの役に立ったり、誰かを喜ばせた経験がないことに気がついて行く。
その後、1円玉は、あみちゃんが拾ってくれた時、自分にかけてくれた言葉「みっけ」を自分の名前とするようになる。そして、ある朝、貯金箱から取り出された「みっけ」が、あみちゃんに連れて行かれた場所は……。
お金の機能やチャリティの大切さを伝えると同時に、「みっけ」の成長物語ともなっている、感動のラストです。
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