奈良時代の国家的大事業であり、当時の最新の技術を結集して完成した東大寺の大仏。この造営のプロセスを新発見をもとに解明。
私が奈良県を大好きになったのは新聞記者をしていた時、同僚の若い女性が奈良県の出身だったからです。また私は仏教に強い関心がありました。だからこの奈良の大仏の研究という本は私の心をとらえて離さなかったのです。これは知的好奇心を満たしてくれる素晴らしい本です。私が仏教に興味を持ったのは我が家が浄土真宗の門徒ということもありますが、毎日、瞑想をしているからです。私は瞑想をして、阿頼耶識に働きかけることを習慣にしています。それだけに奈良の大仏に惹かれるようになりました。これまで奈良の大仏は何度も拝観していますが、素晴らしいの一言に尽きます。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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