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文庫版 少年探偵・江戸川乱歩(7) 透明怪人

文庫版 少年探偵・江戸川乱歩(7) 透明怪人

  • 児童書
作: 江戸川 乱歩
絵: 藤田 新策
出版社: ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!

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税込価格: ¥660

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のびのび読みポプラ社

作品情報

発行日: 2005年02月
ISBN: 9784591084182

出版社のおすすめ年齢:高学年〜
17.5cm x 13.5cm
214ページ

この作品が含まれるシリーズ

出版社からの紹介

ろう人形のような怪紳士に会った二少年は、その怪紳士を尾行していったのだが、その正体は透明怪人だった。

ベストレビュー

あり得ないものは書かなかった乱歩先生

どちらかというと大人向けの読み物。
1951年、光文社発行の少年雑誌「少年」に1月から12月にかけて連載されたのが最初のようです。

 透明人間というと、個人的にはなんとなく昭和のコントや、SFの古典名作作品という印象があって、どちらかというとユーモラスな、あまり怖くない気がします。
しかし、この作品はそんなことは全くなく、スリルがあります。
事件を追いかけると、透明人間がいて、それを作った博士がいて、その悪の組織と戦うようなシリアスな展開になってきます。読み応えがあります。
どうやって透明人間をつくったのか?当時の科学技術で可能だったのか?それともトリックなのか?いろいろな疑問が次から次へと湧いてきて、先が楽しみになり、ずんずん読んでしまいます。

この文庫版になる前の、大型本の時に書かれていた乱歩先生の長男、平井隆太郎さんのあとがきによると、乱歩先生は「科学的にできないと思われるような物は書かなかった」とのこと。
実際にトリックが実現できるかどうかは別として、やったらできるであろうものを使って、いかにも本当にありそうなものを書くことに腐心したそうです。
子ども相手だからといって、適当に夢物語で誤魔化さず、具体的にできるようなトリックを考えて物語を作った、乱歩先生の心意気、子どもに対する真摯な姿勢に頭が下がります。

読んでいると、あまりにリアルすぎて、ぞっとするような時がよくあるのですが、納得しました。リアルさを追求された結果なのですね。
子どもは意外と、「これって本当にできるのかな?」ということを、容赦なく追求するところもあります。そんな子どもの性質をよくわかって、尊重して書いたからこそ、今に残る名作になったのではないでしょうか?
(渡”邉恵’里’さん 30代・その他の方 )

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