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文庫版 少年探偵・江戸川乱歩(16) 魔人ゴング

文庫版 少年探偵・江戸川乱歩(16) 魔人ゴング

  • 児童書
作: 江戸川 乱歩
絵: 藤田 新策
出版社: ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!

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税込価格: ¥660

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のびのび読みポプラ社

作品情報

発行日: 2005年02月
ISBN: 9784591084274

出版社のおすすめ年齢:高学年〜
17.5cm x 13.5cm
174ページ

この作品が含まれるシリーズ

出版社からの紹介

銀座のサーチライトがまっ白な建物にうつしだしたものは、千倍も大きい人間の横顔! 名探偵の美しい少女助手をまきこむ怪事件。

ベストレビュー

手作り感あふれるスリルとサスペンス

昭和32年(1957年)に雑誌に連載された作品。
当時の実際の様子は知らないが、イラストや文中の描写などで、おおよその雰囲気をつかみながら、物語を読み進める楽しさがある。

明智探偵のめいのマユミさんが、探偵助手としてやってきた!少年探偵団の団員たちはおねえさまを喜んで迎えた。しかし、彼女はある日突然、銀座のど真ん中で妙な出来事に巻き込まれ、恐ろしい犯人に誘拐を予告されてしまう。明智探偵と小林少年たちは、様々な手を使って犯人と立ち向かっていく。犯人と、探偵たちの知恵比べ、騙し合いが、テンポよく展開され、手に汗握る物語。

当時、子ども向けに書かれた物語なので、極端な残酷描写がなく、話やトリックなどもわかりやすく解説されていたりして、ミステリー初心者にも優しい、読みやすさ。スマホもパソコンも普及していなかった時代なので、手作り感あふれるトリックの数々に新鮮な驚きを感じる。怪談のような恐怖感と、変質者に襲われる恐怖感、子どもたちの活躍など、様々な要素が楽しめる。
(渡”邉恵’里’さん 30代・その他の方 )

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