卒業式の朝だけ、願い事を叶えてくれる“あかずの教室”の扉がひらく――人生初の告白をしようと奮闘する少年、母親に「お父さんはミュージシャンの岡村靖幸よ」と聞かされて育った少女、自称“本の森の番人で千二百歳”の図書館司書……不思議なジンクスを巡り、ひそやかに交錯する八つの願いが行き着く先に見える風景とは――。最注目の著者が、切なる想いと記憶とを鮮烈に描き出す連作短編集。【特別対談/岡村靖幸】
中学生男女、コンビニパートのおばちゃん、学校司書の大人の話も入った短編集。
鬱々とした思いが感じられる青春小説。
やっぱり若い子たちは共感するのだろうなと思います。
鬱々とした思いを抱えながらな日常話。
不倫の話とかもさらっとあったけど、いやらしい感じはないのでいいかと。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子3歳)
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